集音器付き軟骨伝導イヤホンの窓口設置と貸出を開始 大阪関西万博でも導入が決まった技術を活用し、サービス向上へ
- [更新日:2024年5月29日]
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加齢などにより耳が聞こえにくい人や日常生活での「聞こえ」に不安を感じている皆さんが、安心して窓口で説明を受けたり相談できたりする環境の整備を目指し、「集音器付き軟骨伝導イヤホン」を6月3日から導入します。これにより、窓口での説明を楽に聞け、また大きな声で話す必要がなくなり、個人情報が周囲に漏れるリスクを減らす効果が期待できます。


窓口への設置概要
軟骨伝導イヤホンは、福祉政策課と障がい福祉課の窓口にそれぞれ1台ずつ設置。必要に応じて各課の窓口にも貸し出し、使用できます。

市民への無料貸出も実施
市内に住む人で「聞こえ」に不安を感じるなど日常生活で軟骨伝導イヤホンを試してみたい人に、最大2週間、無料で貸出を行います。貸出は福祉政策課か障がい福祉課に、直接か電話での予約申込が必要です。
(注意)その他、脳の若返り教室などの各種介護予防教室や、いきいき百歳体操、まちのえきなどの開催に合わせて、会場で体験できる機会を設けます。軟骨伝導イヤホンを日常生活に取り入れることで外出や人との関わりを増やすきっかけにしてもらえるように周知していきます。

集音器付き軟骨伝導イヤホンについて
奈良県立医科大学細井裕司学長により発見された「軟骨伝導」は、外耳周辺の軟骨を振動させることで鼓膜に振動を伝えて音を聞く方式です。「軟骨伝導イヤホン」は、通常のイヤホンや「骨伝導」と比べて、耳穴を塞がずに軟骨付近に軽く添えるだけで音を拾えるため、「骨伝導」より痛みや音漏れが少ないといった利点があります。この技術は、大阪関西万博で採用される他、「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」の著作出版物賞を受賞するなど、注目を集めています。
報道資料
お問い合わせ
生駒市福祉部地域共生社会推進課
電話: 0743-74-1111 内線(庶務年金係:6060、支援係:6070、事業推進係:6080)
ファクス: 0743-74-9100
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