竜田川の安全性が確認できました
- [更新日:2023年7月5日]
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竜田川及びモチ川の着色水に関する最終報(令和5年7月5日19時30分時点)
奈良県が河川水を分析した結果がでましたので、下記のとおりお知らせします。
◇原因
道路上から河川に赤い物質が投棄された痕跡があり、道路上に残ったこの物質に水をかけると緑色に変色することが認められました。これによって、河川水が着色したと考えられます。
◇着色の要因となった物質
入浴剤等に使用される発色剤の主成分であるフルオレセインナトリウムが検出されました。フルオレセインナトリウムの安全データシート(注意)では、物理化学的危険性、健康に対する有害性は該当なしとなっています。
(注意)安全データシート…化学製品中に含まれる化学物質の名称や物理化学的性質のほか、危険性、有害性、ばく露した際の応急措置、取扱方法、保管方法、廃棄方法などが記載されている。
◇市の対応
奈良県からの発表により安全性が確認できましたので、農業用水への利用の注意喚起も解除しました。

過去の発表(令和5年7月5日13時時点)
令和5年7月5日(水曜日)午前5時頃、山崎町付近の竜田川の水が緑色になる事象が発生しました。状況について下記のとおりお知らせします。

事実経過
午前5時0分頃 通行人から山崎浄水場インターフォンに「竜田川の河川水が緑色になっている」と通報を受ける
午前5時16分 山崎浄水場委託業者から生駒市警備室へ上記の件について電話通報がある
午前6時30分 市環境保全課職員が現場に到着し、広範囲で緑色の水が流れていることを確認。また、魚のへい死がないことを確認
午前6時45分 奈良県景観環境総合センター職員と合流。発生源確認のため上流に向かって調査を開始する
午前7時10分 発生源と思われる現場を確認
午前7時45分 警察と合流
午前8時30分 市環境保全課で簡易パックテストでpHとCOD値を測定。異常値なし
午前9時30分 奈良県景観環境総合センターで簡易パックテスト実施
午前10時30分 県による検査の結果、いずれも異常値なしを確認。毒性物質は確認されなかった。

発生源付近の住所
生駒市西松ヶ丘12-41付近

原因
調査中(着色物質が付近で投棄されたことにより河川水が着色したと考えられます)

検査項目
遊離シアン、陰イオン界面活性剤、ホウ素、溶存酸素、硫化物(硫化水素)、COD、残留塩素(遊離)、フッ素(遊離)、陽イオン界面活性剤、6価クロム、アンモニウム(排水)、鉄、BOD:560、pH以上の項目についてパックテストを行い、いずれも異常値なし

市の対応
安全性が確認できましたので、農業用水への利用の注意喚起も解除しました。
お問い合わせ
生駒市地域活力創生部環境保全課
電話: 0743-74-1111 内線(事業係:2361、施設係:2370、保全係:2382)
ファクス: 0743-75-8125
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