50周年事業者の紹介
- [更新日:2022年6月14日]
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50周年事業者を紹介します。
生駒市は2021年11月1日に市政50周年を迎えました。
この記念すべき年をいっしょに盛り上げてもらえる、50年以上、市と歩みを共にしてきた事業者を募集したところ、
多くの事業者からご応募いただきました。
ご応募いただきました事業者の事業内容や思い出等を、こちらのページですべてご紹介させていただいております。是非ご覧ください。

50周年事業者一覧
イーグル・クランプ株式会社
生駒のお宿 城山旅館
株式会社魚松
株式会社MSTコーポレーション
株式会社大東サッシ工業所
株式会社ダイドー
株式会社中村製菓
株式会社パナファミリー
株式会社ライト建築事務所
クツワ工業株式会社
中谷石油株式会社


イーグル・クランプ株式会社

創業年月日
1962年9月30日

事業内容
クランプ、トング、チェーンなど運搬用つり具の総合メーカー

看板商品やセールスポイント
創業以来一貫して「ゼロ災害」をモットーに、時代の変革に即応した安全性と信頼性、使いやすさを追求したつり具を提供しております。

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
一番印象に残っているのは、福島第一原発のカバーリング工事です。
2011年3月11日、三陸沖の海底を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生しました。津波の直撃により、福島第一原子力発電所の外設備の破損、津波襲来から約24時間後、水素爆発が起こりました。こちらは、まだ記憶に残っている方も多いかと思います。
爆発により破損した原子炉からの放射能漏れを防ぐため原子炉建屋そのものを巨大なカバーで覆う事になり、取引先の大手ゼネコンからそのカバーを遠隔で組み立てるための吊り具を作って欲しい、との依頼がありました。
あまりにも難しく重責で短期間期での依頼であった為、一度は辞退致しました。
しかしながら、取引先の熱心な説得に心を動かされ当時の社長(現名誉会長)がやると決断し、当時専務取締役であった私がその取りまとめを命ぜられたのです。
わが社だけでは到底実現できないため、関係各社に協力をお願いし、特注品のオーダーをストップし、技術者、工場、社員一丸となって専念し、なんとか形となりました。
7月には弊社を含め各メーカーや建設業者、技術者が部品を持ち寄り、福島県内の原子炉から数十キロ離れた場所に用意された広大なテストヤードに入りました。初対面の人達と初めて見る部品をその場で組み立てていく。当然一度でうまくいくことはなく、日中は現場で角度を調整したり、穴をあけたり、切ってつないだりの試行錯誤、夕食を取りながらその日にでた問題点と解決策を話合う日々の繰り返しでした。
1か月半ほどを福島県内のホテルで、社員交代で泊まり込みをしながら過ごし、8月半ばに装置が完成しました。実際の設置作業は特別な資格を持った方々が行い、我々は現場には近づくことはできませんので、ここでいったん私たちは帰阪しました。
この件はニュースになり、作業の様子もテレビで放映されましたが、機密保持の観点から弊社の名前が表に出る事はありませんでした。
しかし、日本を救うための国家プロジェクト、東北の人たちの安全を守るという使命感のもと、社員一丸となって本当に頑張ってくれました。
60年近い弊社の歴史の中で一番大きい特殊な仕事であり、儲けは少なかったですが、それ以上にいい経験をさせて頂きました。
私自身もやはり当社の使命は人々の安全を守る事であると改めて心に刻みました。
これからも安全第一。安全を守り、伝えていける会社として、社会の役に立ち続けたいと思います。


生駒のお宿 城山旅館

創業年月日
1970年12月25日

事業内容
宿泊 飲食 日帰り入浴

看板商品やセールスポイント
ジビエ牡丹鍋 鹿肉料理 鴨鍋 懐石 それぞれ2食付き宿泊プラン お茶懐石夜咄プラン景色の良い宴会場にてご提供

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
大阪万博の年に両親が開業 昨年末で創業50年を迎え まさにコロナ渦の中に直面いろいろ工夫をくりかえしてきて今にいたっています。失敗は成功のもと。やって見ないとわからないの趣旨のもと女将業も15年がたちました。 全国からお客様に来ていただき、高台の立地の良さで景色夜景と美味しい食事が売りでございます。世界特にヨーロッパのインバウンドのお客様にお茶や着物遊びを体験して喜んで頂くことが喜びでした。最近茶室もできて、茶筅の里で有名な生駒ならではのお茶体験夜咄は、和蝋燭の明かりのなかでの五感を研ぎ澄ます体験ぜひインバウンドの方に限らずどなた様にも一度は味わってほしいと思っております。


株式会社魚松

創業年月日
1971年12月1日

事業内容
魚介類販売

看板商品やセールスポイント
新鮮な魚介類、豊富な種類

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
創業から一筋、地元に愛されてお蔭様で50年が経ちました。


株式会社MSTコーポレーション

創業年月日
1937年3月15日

事業内容
当社は、ものづくりを支える工作機械に欠かすことのできない、工作機械用ツーリング(工具ホルダ)を日本で初めて製品化しました。オリジナリティを追求した商品を開発し、最先端の自動化工場で高品質・低コストに生産されたMSTのツーリングは、自動車、航空機、スマホ・タブレットをはじめとする世界中の最先端のものづくりに貢献しています。

看板商品やセールスポイント
特許を取得した特殊材料を使用した「焼ばめホルダ スリムライン」は、芯振れ精度3ミクロン以内を保証し、世界中の高精度金属加工に採用されることで、ものづくりの発展に貢献してきました。

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
福岡県で創業し、生駒市で発展してきた当社は、1990年代以降、本格的に海外進出を推進し、現在では売上の約半分が海外からのオーダーです。その中でも、2014年から世界中で巻き起こったスマートフォン需要の急激な高まりを受けて、各メーカーが新機種の生産を競う中、弊社のツーリングが過去最大のオーダーを頂く事ができました。過去に例の無い大量のオーダーをお客様が希望される納期に間に合わせるため、前年に完成したばかりの自動化工場は24時間フル稼働し、製造部だけでなく、営業・事務部門のスタッフも含め、約300人の従業員が総出で生産し、全社一丸となって弊社史上最大のミッションを完遂する事ができました。世界中で使用されているスマートフォンの生産に自社商品が使用されている事は全従業員にとって、とても誇らしく、弊社の歴史上、大きな足跡となる出来事でした。


株式会社大東サッシ工業所

創業年月日
1959年5月1日

事業内容
防火ドア・枠の製造

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
創業から60年初代社長が一人で立ち上げ家族で築き上げた会社です。大阪市から大東市へ移転し平成2年に現在のところへ移転してきました。今で3代目ですが、4代・5代と長く引き継がれていくよう頑張ってます。


株式会社ダイドー

創業年月日
1931年3月1日

事業内容
グラビヤ印刷業(パッケージ等軟包材の製造販売)

看板商品やセールスポイント
商品を守り、品質を維持するとともに、その魅力を最大限にアピールできる、まさに商品の「顔」に相応しいパッケージで、お客様へのより確かなコミュニケーションを実現いたします。

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
当社は1931(昭和6年)年に上海で大同蝋紙所として創業以来、今期で90周年を迎えました。包装はいつの時代にあってもトレンドや社会ニーズの変化に対応することが求められます。当社も主力である軟包装製品はもとより、紙製品や環境対応製品、さらに新しい素材・製品と取り扱う領域を広げながら、お客様や社会にさらなる貢献ができる企業屁と成長を加速させて参る所存でございます。


株式会社中村製菓

創業年月日
1971年12月1日

事業内容
和菓子・洋菓子の製造販売

看板商品やセールスポイント
「生駒のお土産」を信念に心掛けて創っている和菓子ー宝山もなか・山ろく太鼓。当店では美味しさが笑顔の扉になるような和菓子をモットーに創っております。

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
生駒に来た頃は人口3万人で、周りに何もないような町のニューデパートという市場に参入しました。5年後にジャスコに移り、とにかく寝る間もないくらい忙しく日々が過ぎた思い出です。50年がたちこんなに大きな町になるとは、その頃は想像もつきませんでした。


株式会社パナファミリー

創業年月日
1971年7月1日

事業内容
家電商品の販売、各種家電工事、補聴器、パナホーム取次、関西電力やKCN取次

看板商品やセールスポイント
"電池・電球からエコキュートやリフォームまで、家電はもちろん家中のお困り事に対応
大型の家電量販店にはない手厚いアフターフォローにも対応"

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
・1995年の阪神淡路大震災の時に、被災地へ向けて乾電池等を集め送り届けようとしたが、思うように集まらず、悔しい思いをした。(故 奥田治男前社長の手記より)
・2011年の東日本大震災の時に、部品工場が被害を受け商品の供給が止まったことで、お客様へのお届けが遅れ困った。(故 奥田治男前社長の手記より)
・2018年1月に奥田治男前社長が亡くなり、2代目社長に就任したことが一番印象的な出来事。決意表明になりますが、前社長の念願である50周年創業祭を催すにあたり、原点に立ち戻りお客様のご要望に寄り添ったお店つくりに励みたい。


株式会社ライト建築事務所

創業年月日
1969年7月1日

事業内容
人々が活動する場の建築・都市を工学的につくり、便利・快適などの生活機能、美しさ・安らぎなど、人々の多様な心理・生理的な感情・感性と融合する空間を社会的・経済的・SDGs的に居住系建築・都市を計画設計します。
戸建住宅・集合住宅・店舗・事務所・高齢者施設・工場・倉庫・ホテル・
旅館・研究所・教育施設など、各種建築物の用途替・デザイン計画
継続的に暮らす・働く・遊ぶ、建築のデザイン・設計建築技術・構造開発
(特に木造の製材・集成材)地域計画・土地活用・不動産開発事業・特許
【建築設計・監理業務】
各種建築物の計画・デザイン・設計&監理、等業務の受託、事前相談、等を通じて、
自然災害・社会変化に適応し長期持続的に建築を可変的に使い続ける構造と空間を融合して様々な用途に必要な要素を単純につくり継続的な経済性を重視します。
・戸建の持ち家:様々な人の感性や経済性に合すことが重要な要素になるでしょう。
・賃貸住宅:だれが暮らしても快適性と単純な構造・壁・窓と防耐火・耐震・断熱性。
・空き家・空きビル・更地:リニューアル・改築・再開発・増築・減築・売買の相談
【土地活用・新規建材事業】
・土地活用、土地と建物が長期の収益資産となる多用途・共用型で明日に活きる視点。
・立地・交通・規模・形状・階数・用途・デザイン・コストの綜合性が活きる設計。
・新規技術 工法 建材化事業 サプライヤーチエーンの構築
(1)鉄筋コンクリート・ラーメン構造プレハブ工法(特許)実現性の検討済
(2)集成材・中断面ラーメン構造プレハブ工法(特許) 実用済(実験戸建住宅)
「有料老人ホーム等の高齢者施設の設計・ライセンス活用」
【建築物の新商品開発】デザイン・構造技術(LVL・CLT構造)
【特許ライセンス案件】
(1) 鉄筋コンクリート・ラーメン構造のプレハブ工法(特許)試作検討済
(2) 木造製材鳥居型ラーメン構造のプレハブ工法(特許) 実用済技術
(3) 集成材・中断面ラーメン構造のプレハブ工法(特許) 実用済技術
(接合金物を工場で埋め込み・木材を意匠に活かす)
(4) 木造・LVL・CLT材構造のラーメン工法(特許)
【著作権:ライセンス案件】
「X・エグサ・ホロン」の設計図(著作権登録)ライセンス&新築物件設計監理

看板商品やセールスポイント
木材の加工・設備、接合金物・木材種類も1年3月の木材に金物を埋め込み、美しく強く何時までも使い続けるリフォーム・増減移築・リユースする
四方が開口部にでき様々なデザインの建築に使う特許技術を提供します。

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
1969年の創業は、欧州風の住宅にアメリカの家電機器を備える会社に学校推薦で卒業年の実習に参加し卒業と同時に設計部に入社。1964年東京オリンピック、1969年アポロ11号が月面着陸、翌1970年日本万博博覧会、1972年札幌オリンピックと続く日本の成長期の阪神間の門から上がる丘上の敷地や道に囲まれた敷地に建つ高級住宅や白浜・勝浦・串本の木造の観光旅館がRC造のホテル型に代わる、当時一歩先を行く時代と技術を経験した10年後でした。
創業まもなく宍道湖を見渡す住宅の設計から三朝万翠楼の設計、住宅雑誌の掲載や夕刊フジの連載、積水ハウスの新商品のデザイン開発、新潟・三重・奈良・大阪周辺の工場・事務所・ベンツショールームなど、以前の作品が新たな設計に広がり企業の顔となる建築は50年前のものも街並や企業価値に活きています。
「21世紀を変える集合住宅:エグサ・ホロン」の構想案を当社HPにのせるとカルフォルニア大・インディアナ大からも資料を求められ、大阪難波宮史跡に隣接する大阪市住宅供給公社の団地再生案に発展、科学雑誌Newton誌2000年1月号に三菱総研の論文と共に掲載、2007年5000㎡6階ジグザグ型の設計の有料老人ホームが舞い込むなど、一歩先の設計思考が明日に活きていました。
東北地方大震災の2011年に百数十ヵ国が加盟する世界建築会議が国を挙げて開催された展示パネルに「エグサ・ホロンの集合住宅提案」が選ばれた東京フォーラムの会場や国立国会図書関西館の国際コンペ、新潟県糸魚川市の大火復興提案、東京オリンピック選手村の提案も京大や阪大の教授の方々との共同提案にも30年前のこの技術が時代に負けず明日に役立つと改めて感じていた。
今、環境・自然災害・再生エネルギー・脱炭素化の時代へ、自然災害を乗り越え使い続けられる街が求められ、新しい集合住宅の空間を追う大手住宅企業が当社特許・著作権に酷似の事件、2019年の船場250haを想定した街づくりコンペでは1haの公園と複合ビル群が300年先まで日本一の船場を提案しました。
40年前に、生駒の中腹に自宅とアトリエを建てた自然環境が、コロナ渦で改めて明日の価値魅力になる時代に戻りました。世界の大都市も高密度化の反省から大阪梅北プロジェクトのような広大な緑地が欠かせない時代になりました。
奈良の玄関口である生駒駅南地域を自然環境と融合する「21世紀を変えるX:エグサ・ホロン」の居住空間を役立てたいと一歩先の思考が続いています。


クツワ工業株式会社

創業年月日
1973年7月2日

事業内容
学習用品の製造(学童用マグネット筆入)

看板商品やセールスポイント
国内唯一のマグネット筆入一貫生産工場。全工程、人の目と手で検証を行っている。
独自エンボス加工は、製法特許取得。

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
110年の歴史を誇る文具メーカー㈱クツワの工場として生まれたのがクツワ工業㈱。
阪神淡路大震災後、1994年4月に宝塚市から現在の地に移転。
約20年前に他メーカーは価格重視で海外に生鮮拠点を移したが、日本品質に拘り生駒の地で子供達が安心して使えるマグネット筆入を作り続けてきた。
現在、マグネット筆入のシェアは、日本一。(㈱クツワ製)
歯止めが掛からない少子化現象の対策として、大人用マグネット筆入の開発やGIGAスクール・テレワークなどを視野に入れたタブレットスタンド付き筆入を50期を迎える2021年に開発販売する。


中谷石油株式会社

創業年月日
1967年11月10日

事業内容
石油(ガソリン、軽油、灯油、重油)の販売及び自動車関連商品(タイヤ、バッテリーその他)の販売

看板商品やセールスポイント
現在では希少価値となったフルサービスのガソリンスタンドで、お客様との会話を大事にして、地域密着型の営業スタイル

創業から現在までの間で、思い出に残っている出来事
1973年 オイルショック
1991年 旧日本石油の看板でタイヤ販売が日本一
1995年 阪神淡路大震災
1998年 ガソリンスタンドのセルフ解禁