生駒市と奈良先端科学技術大学院大学、近鉄ケーブルネットワーク株式会社は、スマートシティの実現に向けた共同研究を始めます
- [更新日:2022年4月1日]
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生駒市と国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑一裕、所在地:生駒市)、近鉄ケーブルネットワーク株式会社(代表取締役社長:桑原克仁、本社:生駒市)は、それぞれの強みを活かし、地域通信網(地域BWA)を活用した地域課題の解決や、住みやすいまちの実現に向けた住民中心のスマートシティサービスの共同研究、市内実証を行います。

共同研究の概要
- 研究期間
令和3年7月~令和6年3月 - 研究のテーマ
- 人の感覚に寄り添ったIoT・スマートシティサービスの創出
混雑度や騒音、夜道の安全など、住民がまちで暮らす際に感じる「安心感・安全感」や「快適感」といった人の感覚を、センサ群によって定量的に測定可能とする基盤技術の研究を行う。 - 平時・災害時をつなぐICT
人流シミュレーション等を介して、災害時のスムーズな避難や、災害発生時に効率よく避難誘導するための行動変容技術の研究を行う。 - 遠隔コミュニケーション支援
センサおよび映像データをリアルタイムに交換することで、対面での地域コミュニケーションのような「空間」や「場」の共有技術について研究を行う。 - 上記1~3を実現するための通信基盤整備

地域通信網(地域BWA)とは
地域広帯域移動無線アクセス(地域BWA:Broadband Wireless Access)システムは、2.5GHz帯の周波数の電波を使用し、地域の公共サービスの向上やデジタル・ディバイド(条件不利地域)の解消等、地域の公共の福祉の増進に寄与することを目的とした電気通信業務用の無線システムです。本市内では近鉄ケーブルネットワーク株式会社が地域BWA無線局免許を取得しています。