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あしあと

    【新型コロナウイルス】コロナフリーキャンペーン

    • [更新日:2022年7月8日]

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     本日4月10日、新型コロナウイルスの影響を受け、急速な売り上げ減少に直面している飲食店を支援するため、「コロナフリーキャンペーン」として、二つのプロジェクトを発表しました。

     コロナフリーキャンペーンは、新型コロナウイルス感染症の拡大によって影響を受ける市内事業者を支援するために生駒市が実施する取り組みの総称です。

     このキャンペーンは大きく2つの段階があります。

     新型コロナウイルス感染症の拡大が収束した時には、生駒市や商工会議所も支援し、市民が市内の飲食店などに出かけ、大いに地元消費いただくキャンペーンを行う予定です。

     しかしながら、現時点では、感染拡大のため、他者との接触を8割減らすことが求められていることから、市民の皆様がまちに繰り出すことを生駒市として積極的に推奨することはできません。とはいえ、現時点においても市内の飲食店をはじめとする事業者は資金繰りや売り上げ確保に苦しんでおられるのも事実です。

     そこで、緊急事態宣言が大阪や兵庫に出ている現状でも可能な支援策を考えてきた結果、コロナフリーキャンペーンの第1弾として、次の2つのプロジェクトを実施します。


     【さきめしいこま】

     まずは、Gigi株式会社(本社:福岡市、代表取締役:今井了介氏)が提供しているサービス「さきめし」と連携した取り組み「さきめしいこま」です。

     (「さきめし」を利用した飲食店支援プロジェクト開始 2020年4月10日報道発表)

      「さきめし」とは、Gigi株式会社が提供している「ごちめし」というサービスを活用した飲食店支援の取り組みです。

     「ごちめし」とは、人に食事をごちそうできるサービスで、こども食堂を利用する子どもたちのためにご飯代を支払ってあげたり、故郷に住む両親の食事のために子どもたちがふるさとの飲食店を予約してご飯代を先払いしていたり、ということが可能です。

     この「ごちめし」の仕組みを活用し、今は外出を自粛していても、将来、この状況が収束したら「また、食べに行くから、この苦しい時期を頑張って乗り越えましょう!」という気持ちを込めて、応援したい飲食店の食べたいメニューにwebやアプリを通じて、お代を先払いするのが「さきめし」です。食べたいメニューの回数券を先払いで買うことを、アプリを使ってネット上で行う、と考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。

     先に支払いが行われるので、飲食店側は当座の資金繰りが助かります。買う側にしても、自分の行きつけの店やまちの名店を「さきめし」によって支え、応援できます。市としても、地元飲食店の支援はもちろん、市民による地産地消や地元消費の促進につながることを期待しています。

     今回のプロジェクトは、「全国の自治体では初めて」の取り組みとなります。

     また、3月17日に立ち上げた本市の「協創対話窓口」を通じて成立した初めての公民連携事業となりました。

     今回の連携の意義として、「日本初!街まるごと飲食店支援」というコンセプトが挙げられます。

     通常の「さきめし」のサービスは、お店ごとの支援になりますが、今回は、「ともかく生駒市のお店を応援したい!」という声に応えられる寄付枠も設けていただきました。

     これによって、今、生駒に住んでいなくても、両親が生駒にいる人や、生駒市内の学校に通った人など全国の元・生駒市民にも応援していただける仕組みにしました。なお、この枠で集まったお金は、「さきめしいこま」に参加する全店舗に均等配分されます。

     今回のサービスでは、飲食店の皆さまには、いっさいの登録料・手数料は発生せず、無料でサービスをご利用いただけます。本日からごちめしのホームページ上で登録が始まっています。飲食店の方はぜひ積極的にご登録をお願いします。ご活用ください。


     また、生駒市民の皆様、生駒市出身の皆様におかれましても、今こそ市内の名店やいつもお世話になっているなじみの店などへの支援をよろしくお願いいたします。


     【いこま応援ごはん】

     もう一つのプロジェクトは、生駒市と生駒商工会議所と連携して実施する「いこま応援ごはん」です。

      (「生駒の飲食店を応援する「#いこま応援ごはん」を実施」 2020年4月10日報道発表)

     来店客が減る中、テイクアウトやデリバリーでの展開を考えている、または、すでに実施している飲食店が多くなっています。このようなお店を応援しようと、テイクアウトやデリバリーが可能な店舗を募集し、市のホームページ上で紹介することにより、市民の皆様による消費を促し、店舗の売り上げを支援するプロジェクトです。市内の学校や幼稚園の休校・休園に伴い、自宅で過ごす時間も増える中、テイクアウトやデリバリーをうまく活用して、毎日を乗り越えていただきたい、という意味も込めています。

     また、市民の皆様の中には、どうしても外で食事をしなければならない方もおられると思いますが、その飲食店が、換気や座席配置の配慮など、3密対策(密閉、密接、密集)対策をしているか、マスク・消毒などの対策をとっているか、を知りたい方も多いのではないでしょうか。そこで、そのような対策を講じているお店を募集し、「新型コロナウイルス対策見える化ステッカー(株式会社クレストご提供)」を掲出していただくことで対策を見える化し、市民向けに情報発信します。

     また、生駒商工会議所では、こうした取り組みを行う飲食店の情報を動画で集めてYouTube上の「がんばろうイコマチャンネル」で発信し、お店のサービス内容や感染防止対策の「見える化」に一役かっていただくことになっています。

     

    【さいごに ~市民の皆様へのお願い~】

     今回の二つの飲食店支援プロジェクトは、コロナウイルスの影響下にあっても、がんばる飲食店とそれを支える市民のみなさんをつなぐプロジェクトです。

     さきめしを展開するGigiさんからは、「『さきめし』の良かったことは、足元の資金が助かるということだけでなく、『未来にお客さんが来る』という安心感がお店のがんばりにもつながっている」という話がありました。

     また、コロナウイルスの感染拡大を受け、意を決してテイクアウトやデリバリーという挑戦に踏み切った飲食店も少なくありません。

     ぜひ、生駒市民や生駒市ご出身の皆様には、今回のプロジェクトにご賛同いただき、飲食店への積極的なご支援をお願いいたします。行きつけのお店、市内の名店を支えていただけるのは皆さんしかいません。

     生駒市では、本日、市役所の消耗品や備品の一部を前倒しで発注し、納入業者の資金繰りや経営環境の改善を支援する取り組みも発表しました。

     (「新型コロナウイルス対策として、市役所の消耗品や備品の一部を前倒しで発注」 2020年4月10日報道発表)

     我々も、生駒市としてできる取り組みはもちろん、一市民、一消費者として、まちを全力で支えます。私はもちろん、生駒市の職員も、地元飲食店の支援のため、積極的にコロナフリーキャンペーンの支援者として参加します。

     市外で飲食をすることの多い市民の皆様も、この機会にぜひ、地域のお店を訪れていただき、コロナウイルスの感染収束後も地元のお店を地元が支える取り組みにお力を貸していただきたいと思います。

     
     生駒市初の公民連携事業が、企業と行政、そして市民が参加して成り立つ、生駒らしい事業であることをうれしく思います。

    コロナウイルスによるピンチをチャンスに変えるためにも、みなさんで力を合わせて、乗り越えましょう。

     

     生駒市長 こむらさき雅史


    [公開日:2020年4月11日]

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