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竹林寺忍性墓  調査区全景

調査区全景

  • 調査区全景
  • 花崗岩製八角形柱状外容器
  • 骨蔵出土状況

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忍性墓  調査区全景にんしょうぼ ちょうさくぜんけい

竹林寺の忍性の墓所には石塔が建てられていましたが、1986年に奈良県立橿原考古学研究所が発掘調査を実施しました。墓所は、一辺10.5m、高さ0.9m以上の方形の墳丘をしていました。墳丘上には瓦葺きの木造建築物がありました。埋葬した墓穴には、径54cm、高さ75.3cmの花崗岩製の八角形柱状の容器が安置されていました。さらにこの容器の内部には、銘文付きの銅製骨蔵器が安置されていました。こうした埋葬方法は、行基の埋葬方法をならったもので、忍性の行基に対する信仰の篤さを物語っています。その他にも忍性をしたった人物の埋葬施設や骨蔵器などが出土しました。調査で出土した遺物は、重要文化財に指定されています。

アクセス

有里町
近鉄一分駅から南西1.2キロメートル
近鉄南生駒駅から北西1キロメートル

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