閉じる

共通メニューなどをスキップして本文へ

いこま年中行事絵巻

1月

1月元旦・歳旦行事さいたんぎょうじ

市内の各神社・寺院では新年の始まりを祝い、又一年の無事を祈り祭礼行事がおこなわれます。

歳旦行事の写真1 歳旦行事の写真2

1月元旦黎明・往馬大社いこまたいしゃ追鶏祭とりおいのまつり

神職が祝詞のりとを奏上した後境内の高座と呼ばれるお旅所のなかを掛け声をかけ、鶏を追う仕草をしながら駆ける珍しい行事です。

往馬大社追鶏祭の写真

1月中旬・小正月・トンド

市内の神社をはじめ各地域では、伐った竹を組んで正月の注連しめ縄などを持ち寄って燃やすトンドが焚かれます。「棒の先につけた餅を焼いて食べると歯が丈夫になる、書き初めをかざして高く舞い上がると書道が上達する」などと言われています。

小正月・トンドの写真1 小正月・トンドの写真2

2月

2月3日節分・宝山寺ほうざんじ節分星祭せつぶんほしまつり

10年ごとに巡ってくる人の運命を支配する九曜星きゅうようせいを祭り又は供養するため、本堂で曼荼羅まんだらをかけ星供の護摩ごまが焚かれます。

宝山寺節分星祭の写真

3月

4月

4月1日・宝山寺ほうざんじ大護摩会式おおごまえしき

湛海律師たんかいりつしは十万枚護摩供ごまく27度、八千枚護摩供67度などの苦行を積まれました。その遺徳を偲んで国家安泰こっかあんたい五穀豊穣ごこくほうじょうを祈願して山主により八千枚の大護摩供がおこなわれます。

宝山寺大護摩会式の写真

4月第1日曜日・八大龍王春季柴燈大護摩供はちだいりゅうおうしゅんきさいとうおおごまく(鬼取町)

鬼取の柴燈大護摩供さいとうおおごまくは、山開きと呼ばれ、毎年4月3日(現在は4月第1日曜日)におこなわれてきました。護摩ごまで護摩を焚いた後、行者問答をし、竹を組んだ護摩が焚かれると、参詣の人たちはその煙に当たり無病息災むびょうそくさいを祈ります。(現在行者問答のみが割愛されました)

八大龍王春季柴燈大護摩供の写真

5月

5月5日・往馬大社いこまたいしゃ御田植祭おたうえさい

祝詞のりと奏上の後、境内の玉砂利の上で牛の面をかぶった牛役と田男役に扮した二人の奉仕人がすき馬鍬まぐわで田すきの所作をして種籾たねもみを撒き、続いて巫女みこが早乙女役になって苗に見立てた松葉で植え付けの仕草をして秋の豊作を祈ります。

往馬大社御田植祭の写真

6月

6月30日・往馬大社いこまたいしゃ夏越大祓なごしのおおはらえ

夏に向かい病気や災いを避けるため参詣者はの輪をくぐり、紙をヒト形に切った人形に名前を書いて身体をなで息を吹きかけ、自分の身代わりとして生駒川に流します。

往馬大社夏越大祓の写真

7月

8月

8月15日・往馬大社いこまたいしゃ千燈明祭せんとうみょうさい

千の灯りを灯して神霊しんれいを鎮め五穀豊穣ごこくほうじょうを祈る式典が行われます。夕刻に本殿、摂社、末社へ灯明を灯し拝殿では神楽かぐらが奉納されます。

往馬大社千燈明祭の写真

8月20日・長弓寺ちょうきゅうじ大般若会だいはんにゃえ

疫病、災いを防ぎ、五穀豊穣ごこくほうじょうを祈願して大般若経600巻を転読し供養をおこないます。

長弓寺大般若会の写真

9月

9月秋分の日・宝山寺ほうざんじ万灯会まんとうえ

万の灯りを灯して法要がおこなわれます。夕刻に本堂から奥の院への僧侶のおりに続いて参詣者の手燭を持った姿が見られます。

宝山寺万灯会の写真

10月

10月体育の日の前日・往馬大社いこまたいしゃ例大祭れいたいさい(火祭り)

毎年10月体育の日の前日(平成12年までは毎年10月11日)に開催されます。祭りの中でおこなわれる火取り行事は、各宮座のあった地域を上座(現在は北座)・下座(現在は南座)に分け、両方の座から1名ずつ選ばれた本火(火取り役)が神火の点った火松明ひたいまつを肩に担げて高座(お旅所)の前の石段を一気に駆け下り、どちらが早く降りるかを競う行事です。例大祭はこの行事に因んで「火祭り」と呼ばれています。

往馬大社例大祭(火祭り)の写真1 往馬大社例大祭(火祭り)の写真2

10月体育の日・素盞嗚神社すさのおじんじゃ例大祭れいたいさい

神社の宮座によって毎年10月体育の日(平成12年までは17日)に御供ごく上げがおこなわれ、境内にある座の小屋では座子ざこ達が直会なおらいをし、神社付近をダンジリが引き回されます。

素盞嗚神社例大祭の写真

10月体育の日・伊弉諾神社いざなぎじんじゃ例大祭れいたいさい

氏子によって毎年10月体育の日におこなわれる行事です。上町の座頭(古老)が御供餅ごくもちを搗き、神社総代、トウヤなども加わって御供ごく上げがおこなわれます。又境内では飾り付けられたダンジリが披露されます。

伊弉諾神社例大祭の写真

10月第3日曜日・高山八幡宮たかやまはちまんぐう例大祭れいたいさい

毎年10月第3日曜日(平成15年までは10月15日)におこなわれています。宵宮の夜(かつては本宮の午前零時に近い時刻)には6つの宮座による御供ごく上げ、本宮の早朝に撤饌てっせんがおこなわれます。現在では子ども御輿みこし稚児ちご行列などもおこなわれるようになりました。

高山八幡宮例大祭の写真1 高山八幡宮例大祭の写真2

10月15日・住吉神社すみよしじんじゃ例大祭れいたいさい

北田原・南田原の旧村の地域の氏子によって毎年10月15日に御供ごく上げがおこなわれます。

住吉神社例大祭の写真

11月

11月第3か4日曜日・宝山寺ほうざんじ般若窟柴燈護摩供はんにゃくつさいとうごまく

湛海律師たんかいりつしの遺徳を偲んで国家安泰こっかあんたい五穀豊穣ごこくほうじょうなどを祈願して柴燈護摩供さいとうごまくや火渡りの行がおこなわれます。

宝山寺般若窟柴燈護摩供の写真

11月勤労感謝の日頃・新嘗祭にいなめさい

作物の収穫を祝い市内の神社では報告御礼の式典がおこなわれます。

新嘗祭の写真

12月

12月上〜中旬・ご回在ごかいざい

融通念仏宗ゆうずうねんぶつしゅうの檀家は市内の大半を占め、おもに中・南地区に多くあります。ご回在ごかいざいには、本山である大阪・大念仏寺から出向した僧侶の一行が生駒谷を廻り檀家一軒ずつで本尊天得如来てんとくにょらい図を掛け、先祖の回向をおこないます。

ご回在の写真1 ご回在の写真2

12月16日・宝山寺ほうざんじ大鳥居大注連縄奉納おおとりいおおしめなわほうのう

惣門の向かいにある大鳥居に大注連おおしめ縄が奉納安置されます。

宝山寺大鳥居大注連縄奉納の写真

12月下旬・住吉神社すみよしじんじゃ南田原長寿講みなみたわらちょうじゅこうカンジョウ縄奉納祭なわほうのうさい

12月下旬南田原の古老で組織する長寿講ちょうじゅこうの講員が境内に集まり注連しめ縄が作られます。カンジョウ縄は神社に奉納された後本殿、鳥居などに付けられ迎春の準備が完了します。

住吉神社南田原長寿講カンジョウ縄奉納祭の写真

12月31日・往馬大社いこまたいしゃ師走大祓しわすおおはらえ

1年間の罪を祓い、寒さや病気にそなえて、紙をヒト形に切った人形に名前を書いて身体をなで息を吹きかけ、祈願者の身代わりとして生駒川に流します。

往馬大社師走大祓の写真1 往馬大社師走大祓の写真2

ページトップへ戻る