西畑遺跡13次
2014年の夏に発掘調査を行い、古墳時代の柱列や鎌倉時代の集落跡などを確認しました。古墳時代の柱列は掘立柱建物の一部と思われます。鎌倉時代の集落跡は掘立柱建物3棟と井戸がみつかっています。井戸から多くの土師器皿や瓦器椀・皿の他、中国製白磁などが出土しました。
本調査地は竜田川や奈良と大阪を結ぶ街道に近く、これまでの近接地の調査でも奈良時代の官衙跡らしき大型掘立柱建物が確認されるなど各時代を通して交通の要衝として発展した地とされています。
アクセス
壱分町
近鉄一分駅西150メートル