墓壇と模造墓誌埋納土壙
奈良県指定史跡
現在は住宅地の中ですが、かつては山林の中にありました。1872(明治5)年に墓誌が発見され、美努岡萬の墓所であることがわかりました。発見後、明治9年に模造墓誌が作られ埋納されました。明治11年にはその上部に石碑が建てられました。周辺の住宅開発に際し、奈良県立橿原考古学研究所によって発掘調査が実施されました。その結果、明治年間に埋納された模造墓誌、人骨片、木炭片が出土しました。現在は奈良県の史跡に指定され保存されています。
アクセス
青山台
近鉄南生駒駅西約0.7キロメートル