きつねのしかえし作:生駒おはなしの会 昔むかし班
絵:水落弘子

きつねのしかえし

ある日、お百姓のそうごろどんが庭先で仕事をしていました。そこへきつねがやってきて、そうごろどんに砂をかけはじめました。

そうごろどんはおこって、そばにあった割り木を投げつけてやりました。すると割り木はきつねの尻に当たりました。「キャーン」きつねは一声鳴いてにげていきました。

そのばん、そうごろどんがねていると、家の外から声が聞こえてきました。耳をすまして聞いているとその声は、
割り木、尻あて、
そうごろどんの田ぁは、
青田、三反、
ひっくりかえって、見っさいな
といっていました。
割り木、尻あて、
そうごろどんの田ぁは、
青田、三反、
ひっくりかえって、見っさいな
コンコンこんちくしょう
コンコンこんちくしょう
夜が明けると、そうごろどんはあわてて田んぼへ行ってみました。すると、なんとあの声のいったとおり、植えたばかりの稲の苗がめちゃめちゃにあらされていました。
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