高山城跡
高山の中世は、興福寺一乗院領の荘園となり「鷹山庄」と称されます。この地を治めていたのが「鷹山氏」で、ここに城を築きました。鷹山氏は、興福寺一条院方の衆徒で、当時の記録にたびたび登場し、南都を中心に活躍したことがわかります。『大乗院寺社雑事記』の明応7年(1498)8月6日条には、「古市ハ高山城ニ在之」とあります。この城の縄張りは、尾根の頂上に主郭があり、その東側から南西側に郭を配置して守りを固めています。
アクセス
高山町
近鉄学研北生駒駅から傍示方面行きバス西庄田下車北1キロメートル