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いこま紙芝居

役行者の鬼退治関連施設

  • 役行者の鬼退治1枚目

    役行者えんのぎょうじゃ鬼退治おにたいじ

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  • 役行者の鬼退治2枚目

    むかし、鬼取おにとりの山の中におに夫婦ふうふと子どもが住んでいて、人間にんげんの子どもをさらったりものをうばったりして悪事あくじをはたらいていました。

    ナレーション
  • 役行者の鬼退治3枚目

    役行者えんのぎょうじゃという修行しゅぎょうんだえらい人が孔雀明王くじゃくみょうおうというほとけさまのおつげをうけて、くるしんでいる村人たちを救うために生駒山いこまやまのぼり、そこで一ひき小鬼こおにをみつけ、つかまえてかくしました。

    ナレーション
  • 役行者の鬼退治4枚目

    おに夫婦ふうふは、小鬼こおにがいなくなったのできながらさがしまわりました。

    ナレーション
  • 役行者の鬼退治5枚目

    行者ぎょうじゃ親鬼おやおにをとらえ、「おにでもわが子はかわいかろう。人間にんげんおにも子どもを大事だいじに思う心はおなじだ。これからはわるいことをしてはならないぞ」といましめました。

    ナレーション
  • 役行者の鬼退治6枚目

    おには今までの悪行あくぎょうあやまりましたので、行者ぎょうじゃおにかみを切り落とし、前鬼ぜんき後鬼ごきという自分の弟子でしにされました。行者ぎょうじゃ鬼退治おにたいじをした地を鬼取おにとりと呼ぶようになったとのことです。

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むかし、鬼取おにとりの山の中におに夫婦ふうふと子どもが住んでいて、人間の子どもをさらったり食べ物をうばったりして悪事あくじをはたらいていました。

役行者えんのぎょうじゃという修行しゅぎょうを積んだえらい人が、孔雀明王くじゃくみょうおうというほとけさまのおつげをうけて、くるしんでいる村人たちをすくうために生駒山にのぼり、一ぴきの小鬼こおにをみつけ、つかまえてかくしました。

おに夫婦ふうふは、小鬼こおにがいなくなったので泣きながらさがしまわりました。

行者ぎょうじゃ親鬼おやおにをとらえ、「おにでもわが子はかわいかろう。人間もおにも子どもを大事だいじに思う心は同じだ。これからは悪いことをしてはならないぞ」といましめました。

おには今までのおこないをいあらため、あやまりましたので、行者ぎょうじゃおにかみを切り落とし自分の弟子でしにされました。かれらは前鬼ぜんき後鬼ごきといい、役行者えんのぎょうじゃ彫刻ちょうこくなどには、二ひきのおにをしたがえているすがたがあらわされています。

そして、行者ぎょうじゃ鬼退治おにたいじをした地を鬼取おにとりと呼ぶようになったとのことです。

役行者えんのぎょうじゃ彫刻ちょうこく(教弘寺)の写真。
写真をクリックすると拡大画像が表示されます。

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