第3章 パターンによる生駒らしい景観づくり
パターン7 緑のスカイライン【都市】
【生駒らしさの読み解き】 生駒らしさを感じましょう

竜田川・富雄川の谷筋では、どちらを向いても河川の水面とあわせて生駒山系や矢田丘陵の緑のスカイラインが背景として映り、緑が豊かな景観の印象をぐっと高めています。古くからの集落もこの緑の背景にとけ込むように位置しています。

【生駒らしさのために】 これだけは守りましょう
○谷筋の河川・道路沿いから緑のスカイラインが連なって見えるように、谷筋の緑を保全しましょう。
○谷筋に建物を計画するときには、背後の緑のスカイラインを大きく分断しないように、建物を分節化するなどの工夫
をしましょう。

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【生駒らしさの工夫】 こんなことやってみましょう
○建物が露出すると、「高いところから見下ろされている 」「緑がなくなった」という印象が強くなってしまいま す。緑のスカイラインを保全した開発を考えましょう。 |
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○住宅地開発などの面的な宅地造成では、地区内の住宅か らの緑豊かな眺めを得られるよう、周辺の緑を保全する ことに意識が向きますが、地区外から見たときの見え方 は案外意識されない場合もあります。特に川筋からの住 宅地全体の見え方を意識しましょう。 |
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○すでに宅地開発が済み、緑のスカイラインが途切れてし まった場合でも、谷筋に向かって樹木を植栽することで 失われた緑のスカイラインを復元しましょう。 |
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