第3章 パターンによる生駒らしい景観づくり
パターン6 緑にとけ込む建物【都市】
【生駒らしさの読み解き】 生駒らしさを感じましょう

緑の中にとけ込む建物(北大和)
谷筋の平地から見ると、斜面のあちこちにある樹木・樹林が「緑の帯」のように市街地を覆い隠し、背景の生駒山や矢田丘陵、西の京丘陵の緑とあいまって、あたかも「緑の中に市街地がとけ込んでいる」ように見えます。 この眺めが、緑に包まれたまち生駒を強く印象付けています。

【生駒らしさのために】 これだけは守りましょう
○谷筋から見上げたときに見える斜面地の樹林は、緑の帯として、たとえ少量であっても大切に保全しましょう。 ○緑の帯が損なわれることのないよう、建物を計画するときは、緑化などによりできる限り復元しましょう。 ○竜田川と富雄川の二つの流域がつくる谷筋からは、どこからでも背景の緑が見えることを意識し、緑にとけ込むよう に建物の高さや配置を工夫する、緑となじむような色彩や材料を使う、前面に植栽を厚く配置するなどしましょう。

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【生駒らしさの工夫】 こんなことやってみましょう
