第3章 パターンによる生駒らしい景観づくり

パターン26 しきりとつなぎ【敷地】

【生駒らしさの読み解き】 生駒らしさを感じましょう


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高低差を利用して「しきり」、通りと敷地は植栽でやわらかく「つなぐ」(高山町)

 敷地と道路が接する敷き際は、公共空間と私的空間のつなぎ目、いわば中間領域です。この空間の使い方、「しきり方」と「つなぎ方」を工夫することで、通りの表情を豊かにすることができます。また、隣の敷地の敷き際と緑や壁面でうまくつながれば、一体感のある通りを演出でき、印象的なまちなみになります。このようなまちなみにあった適度なしきりの工夫が各所に見られます。

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生垣が連続するまちなみ(東生駒)
整った敷き際でかたい感じのしきり
オープン外構のまちなみ(西白庭台)
敷地と道路をつなぐ




【生駒らしさのために】 これだけは守りましょう


○昔ながらの集落では「やわらかいしきり」にして親密な印象に、敷地規模の比較的大きい住宅地では「かたいしき
 り」にして風格ある印象にするなど、通りの特徴にあわせてしきり方を工夫し、連続感のあるここちよい通りになる
 よう配慮しましょう。

○緑やちょっとした空間などの配置を工夫して、隣近所の敷地と積極的につなぐことを心掛けましょう。また、植栽を
 使ってつなぐときは、まちなみが美しく見えるように、敷地内にきちんと配置し、普段からの維持管理を心掛けま
 しょう。

○通り空間と敷地とのつなぎ方にも配慮し、暮らしの過度な露出を避けプライバシーを確保しながらも、暮らしの息遣
 いは伝わり、通りとのコミュニケーションを図ることができるようなつなぎ方の工夫を考えましょう。

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【生駒らしさの工夫】 こんなことやってみましょう


○通りの特徴に合ったしきり方とつなぎ方を考えてみましょう。

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