第3章 パターンによる生駒らしい景観づくり
パターン25 どこでも緑【敷地】
【生駒らしさの読み解き】 生駒らしさを感じましょう
周辺にも緑があるが、敷地内も緑化している(乙田町)
生駒の景観には必ず緑が存在します。周辺の山なみや樹林地、街路樹、神社や農地の緑を背景に、敷き際にも様々な緑が加えられ、景観に映り込んでいるのです。
このようにどこでも緑が映り込むことが、生駒らしいと感じられる大きな要因となっています。
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視界に必ず緑が登場します(白庭台) |
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【生駒らしさのために】 これだけは守りましょう
〇緑が生駒らしさをつくる上で大切な要素であることを認識し、敷地の中でも積極的に増やすようにしましょう。
○敷き際など、良く見えるところに緑を配置しましょう。
○樹林地などを開発し、緑が失われることがあっても、その損ねた分の代わりとしてどこかで緑を確保するなど、緑を 減らさないようにしましょう。
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法面を削って造成するときも、できるだけ面積は小さくするとともに、代わりとなる緑を確保する |
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周辺の緑との連続性を確保する |
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【生駒らしさの工夫】 こんなことやってみましょう
○緑があることが生駒らしさです。新たな開発地であって も、生駒らしさを損なうことは避けたいものです。既 存の緑をできるだけいかした開発を考えてみましょう。 |
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既存の樹林地を残した開発の例 |
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斜面の樹林地をいかした開発の例 |
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○緑が少ない場合は、積極的につくって、緑豊かな空間を 生み出しましょう。 |
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敷地内に緑を積極的に増やした例 |
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