第3章 パターンによる生駒らしい景観づくり
パターン17 すっきり感【地域・通り】
【生駒らしさの読み解き】 生駒らしさを感じましょう

市街地再開発と新駅周辺の建物は、色合いや形態といったデザインを統一し、屋外広告物の掲出する場所や大きさを統一することで、全体として「すっきり」とした空間を生み出しています。 こうした要素の絞り込みにより、結果的に店名などの情報が整理され見やすくなり、落ち着きのある住宅地につながる玄関口としてのイメージづくりにも寄与しています。
【生駒らしさのために】 これだけは守りましょう
○落ち着きのある住宅地につながる駅前として「すっきり 感」を大切にした建物や屋外広告物のデザインを心掛け ましょう。 | ![]() |
白庭台駅前のすっきりとした景観(白庭台) | |
○建物の意匠や色彩などのデザインは、要素の足し算のデ ザインよりも、周りと協調したシンプルな引き算のデザ インを心掛けましょう。 | ![]() |
デザインが統一された白庭台駅前の景観(白庭台) | |
○屋外広告物は、できるだけ統一した規格ですっきりと整 理して掲出するようにしましょう。掲載する情報もでき るだけ絞り込み、乱雑な印象を与えないように配慮しま しょう。 | ![]() |
学研奈良登美ヶ丘駅南口のすっきりとした広告物の景観 | |
○すっきりとした印象となるように、ベースカラーは低彩度のものを使い、アクセントカラーを効果的に使うなど、色 彩の使い方を工夫しましょう。
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◆コラム:要素を絞り込み、すっきり感を生むためのルールづくり
【生駒らしさの工夫】 こんなことやってみましょう
○通りに面した面のデザインを合わせましょう。 | ○隣接する建物同士でデザインに統一感を持たせましょう。 |
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○地区全体のデザインに統一感を持たせましょう。 | |
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○広告物の掲載場所や大きさをまとめるなどの工夫をし ましょう。 | ○広告物はできるだけ集合化しましょう。 |
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