第3章 パターンによる生駒らしい景観づくり

パターン12 坂道の見上げと見下ろし【地域・通り】

【生駒らしさの読み解き】 生駒らしさを感じましょう


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宝山寺参道の坂道(仲之町)
住宅地の坂道(生駒台南)
【上:見下ろす、下:見上げる】
【上:見下ろす、下:見上げる】

 生駒は地形の起伏が大きいことから、坂は身近なところにたくさんあります。

 同じ坂でも、上から見下ろすときと下から見上げるときとでは、坂道に沿ったまちなみの表情も変わります。上から見下ろすときには、建物の屋根や壁面、その先にある緑が目に映りますが、下から見上げると道路の舗装や敷き際の植栽・擁壁が前面に映ります。


【生駒らしさのために】 これだけは守りましょう


○坂の上から見下ろしたときの眺望を大切にし、眺望に配慮した建物にしましょう。

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○坂の下から見上げるときには、道路の舗装や沿道の擁壁の存在感が大きくなるため、威圧感を与えないような工夫を
 しましょう。また、目に映る緑の面積が小さくなってしまうことが多いので、緑が見えるように敷地内で重点的に配
 置し、普段からの維持管理をきちんとすることで、見上げる眺望に配慮しましょう。

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【生駒らしさの工夫】 こんなことやってみましょう


○坂の下から見上げる視線に対して、圧迫感や無機質な印
 象を与えたりしないようにしましょう。
○坂の見上げ、見下ろしの眺めの印象をアップさせる演出
 を取り入れましょう。
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緑化により擁壁の圧迫感を軽減(生駒台)
擁壁の前に緑化の空間を確保し低木を配置
○上から見下ろす視線を意識して、緑の連続性が生まれる
 ようにしましょう。
○坂道の上に建つ建物では、坂道に面する部分に特徴を持
 たせると、坂道を登るときの目標となります。
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緑の連続感がある通り(東生駒)
正面に見える木が目印になる(東生駒)

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