第3章 パターンによる生駒らしい景観づくり
パターン1 生駒のシンボル・生駒山【都市】
【生駒らしさの読み解き】 生駒らしさを感じましょう

矢田丘陵から望む生駒山の姿(小瀬町)
生駒山は、生駒谷のどこからでも眺めることができ、独立峰のように際だったその美しい山の姿から、生駒のシンボルとして市民や訪れる人々にとっての目印(ランドマーク)になっています。 この象徴的な山の姿に人々は敬意や畏れを抱き、御神体として祀っていたと考えられる神社が往馬大社であり、山頂からちょうど真東の方角に位置しています。このことから、昔から生活の根底には生駒山が意識されてきたことがうかがえます。
![]() 雪の生駒山 |
![]() 往馬大社(壱分町) |
【生駒らしさのために】 これだけは守りましょう

○生駒山が見える場所では、その方向を意識して道路や住宅地、公園などの施設を計画しましょう。例えば、生駒山がよく見える場所に公園を配置したり、道路の線形を生駒山へあてたり(山あて)するような計画を考えましょう。 右図:生駒山の方向を意識して道路を計画する