図書館で新しい刺激を「働く大人の週末ゼミ」参加者募集中!
- [更新日:2024年10月31日]
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図書館では、働く人の学びと、ネットワーク形成の場を目指し、週末の図書館で大人が学ぶ連続講座を開催します。
土曜昼に開催する論語講座4回と、金曜夜の図書室で学ぶ5つの多様なテーマの講座の計9回の連続講座です。1回ずつの参加も可能です。
皆様のご参加をお待ちしております!
(注意)8月30日(金曜日)に予定していた講座は9月6日(金曜日)たけまるホールでの開催に変更になりました。


プログラム(全9回)
☀今ひびく、論語。 …土曜日 14時0分~16時0分 会場:生駒市図書会館 大会議室
☽金曜、夜の図書室で。 …金曜日 19時0分~21時0分 会場:生駒駅前図書室
①7月20日(土曜日)☀ 論語を味わい活かす
②9月6日(金曜日)☽ 戦国の大和国人 鷹山氏~市史編さん事業から見えてきた生駒
(注意)当初8月30日(金曜日)に予定していましたが台風の影響で延期となりました
③9月27日(金曜日)☽ 夏目漱石の門下生・中村古峡と生駒
④10月19日(土曜日)☀ 論語を味わい活かす
⑤11月30日(土曜日)☀ 論語を味わい活かす
⑥12月13日(金曜日)☽ 人生に問いを立てる
⑦1月18日(土曜日)☀ 論語を味わい活かす
⑧2月28日(金曜日)☽ 読を以て独を制す‐「本」と「社会」と「つながり」と
⑨3月28日(金曜日)☽ AIから考える未来の社会

参加費
3,000円/9回
500円/1回
・いずれか1回のみでも参加可能です
・当日会場にてお支払いください(現金のみ)
・おつりのないようにご協力ください
・欠席にともなう返金は致しません

申込

各講座詳細

今ひびく、論語。
社会人として、親として、リアルタイムで経験を重ねている今だからこそ、論語からの学びは多いもの。陽明学者で歴代首相の指南役といわれた故・安岡正篤氏の孫で、こども論語塾で人気の安岡定子氏による特別講座が実現。
いつもと違う土曜日、論語でマインドセットを整えましょう。
会場:生駒市図書会館 大会議室(3階)
⏱14時0分~16時0分

論語を味わい活かす
『論語』は古来日本人の傍らにあり、愛読されてきた書物です。漢文で難しいと思われがちですが、温故知新、剛毅朴訥という四字熟語や「一を聞いて以って十を知る」や「可も無く不可もなし」という慣用表現も、実は論語由来です。江戸時代には各藩の藩校や寺子屋で盛んに読まれていました。
先人たちの精神世界に大きな影響を与えてきた『論語』の名文・名句を声に出して読み、その内容を一緒に味わいましょう。
開催日
7月20日(土曜日)、10月19日(土曜日)、11月30日(土曜日)、1月18日(土曜日)
内容は毎回変わります。
講師:安岡定子氏
1960年東京都生まれ。二松学舎大学文学部中国文学科卒業。
漢学者・安岡正篤の孫。現在、こども論語塾の講師として全国各地で講座を開催するほか、企業やビジネスマン向けセミナー、講演活動を行っている。『子や孫に読み聞かせたい論語』(幻冬舎)『新版 素顔の安岡正篤』(PHP研究所)『仕事と人生に効く 成果を出す人の実践・論語塾』(ポプラ社)『渋沢栄一と安岡正篤で読み解く論語』(プレジデント社)など、著書多数。
安岡定子事務所代表。公益財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館理事長。


金曜、夜の図書室で。
生駒の知られざる歴史から最新のAI まで、5つの多様なテーマを夜の図書室で学ぶ。職場と家庭だけでは得られない新しい刺激を、生駒駅前図書室で。
会場:生駒駅前図書室
⏱19時0分~21時0分
(注意)8月30日(金曜日)に予定していました「戦国の大和国人 鷹山氏~市史編さん事業から見えてきた生駒」は9月6日(金曜日)たけまるホール 小ホールでの開催に変更となりました。
会場が異なりますのでご注意ください。

令和6年9月6日(金曜日) 戦国の大和国人 鷹山氏~市史編さん事業から見えてきた生駒
生駒市は奈良県の北西隅、山城・河内に隣接した行政区画であるが、地域のポテンシャルは今も昔も高い。
市制施行から50年目の令和3年度から行っている生駒市史編さん事業では、あらゆる時代やジャンルで生駒の歩みや新たな魅力が掘り起こされている。
そのなかから戦国の生駒に注目して、高山にいた侍・鷹山氏についてレポートしたい。中世の生駒が少しでも体感いただけたらラッキー。
講師:錦好見(生駒市図書館市史編さん係主査)
入庁以来文化財保護業務に30年携わり、現在は令和3年度に開始した生駒市史編さん事業の立ち上げと事業推進に携わっている。


9月27日(金曜日) 夏目漱石の門下生・中村古峡と生駒
中村古峡は生駒出身の文学者・精神医学学者である。東京帝国大学に入学し、夏目漱石に学び、その後、漱石の推薦で朝日新聞に自伝的小説『殻』を発表する。精神医学の分野では、大正6年に精神医学会を立ち上げ、機関誌『変態心理』を創刊。昭和4年には千葉市に中村古峡療養所を開設した。
今回は、生駒南尋常小学校の同級生であった岸盛辰宛ての中村古峡書簡(生駒市教育委員会所蔵、岸家文書)を紹介しながら、古峡の小説『殻』を読み解き、文学・医学の両面にわたって独自の足跡を残した中村古峡の世界を見てゆきたい。
講師:光石亜由美氏(奈良大学文学部教授)
専門は日本近代文学。著書に『自然主義文学とセクシュアリティ―田山花袋と〈性欲〉に感傷する時代』(世織書房、2017年)、『〈変態〉二十面相―もう一つの日本近代精神史』(共著、六花出版、2016年)などがある。


12月13日(金曜日) 人生に問いを立てる
働くことということはどういうことのなのか?自分はなんのプロとして働き、社会に貢献をしているのか?自らの根っこであるアイデンティティを深掘りし、「こうありたい」というビジョンを設定することが、人生を豊かにする第一歩です。
仕事とは人との関わりで、自分のビジョンに共感してくれる仲間が多い方が幸せを感じるものです。本講義では、自分自身の内発的動機を見直し、アイデンティティを確認することが、働くということを豊かにすることについて講義とワークショップで実践します。
講師:近藤清人氏(株式会社SASI代表取締役)
1979 年兵庫県丹波市生まれ。
西日本を中心に100 社を超える中小企業のブランド戦略に携わる。西日本を中心に100 社を超える中小企業支援携わる。アイデンティティから生まれる事業創出をサポートし中小企業の価値を引き出す「アイデンティティ型デザイン経営」を実践し続けている。
2018 年5 月に『強い地元企業をつくる 事業承継で生まれ変わった10 の実践』(学芸出版社)を上梓。12 月には事業構想大学院大学出版「人間会議」に寄稿。2020 年神戸大学出版「働き方とイノベーション」に「『デザイン経営』で地元企業からの地域活性化」を寄稿。
また各地の経済産業局や財務局、メガバンクや地銀、保証協会などと連携し、地域の中小企業の再生計画やビジネスモデル再構築に尽力する。


令和7年2月28日(金曜日) 読を以て独を制す‐「本」と「社会」と「つながり」と
読書離れが叫ばれて久しい昨今、書籍の流通量は確実に減少しています。そんな状況だからこそ、編集者は少しでも多くの読者に本を届ける努力が必要となります。この講座では、著者と読者をつなぐ「懸け橋」としての編集者の仕事をご紹介します。また、個人的な行為だと思われがちな読書ですが、近年は大勢で楽しむ読書イベントが増えてきています。そのような、「つながる読書」としてのビブリオバトルや読書会のこともお話します。
講師:今坂朋彦氏(早川書房ミステリマガジン編集部)
1999年、大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。ビブリオバトル普及委員。阪大ビブリオバトル元代表。Bibliobattle of the Year 2023大賞受賞。編集担当書籍『解剖学者と殺人鬼』『ポケミス読者よ信ずるなかれ』など。

3月28日(金曜日) AIから考える未来の社会
昨今、生成AIの話題を目にすることが多くなりました。膨大なデータに基づき、高速かつ精確に問題解決を図ることができる生成AIは、社会の合理化・効率化を推進するために有用テクノロジーとして期待されています。しかし、それが世の中に浸透していくことで、社会における人間のあり方に変化が生じるかも知れません。今回の講義では、哲学の観点から、そうした生成AIと人間存在の関係についてお話したいと思います。
講師:戸谷洋志氏(立命館大学准教授)
1988年、東京都生まれ。専門は哲学・倫理学。法政大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。『ハンス・ヨナス未来への責任 やがて来たる子どもたちのための倫理学』『未来倫理』『友情を哲学する』など著書多数。


アクセス

生駒市図書会館
近鉄奈良線東生駒駅から北へ約700メートル
奈良交通バス「生駒市図書会館前」下車
公共交通機関をご利用ください。
会場の大会議室は3階です。

生駒駅前図書室
近鉄生駒駅徒歩2分「ベルテラスいこま」5F
車でのご来場は市営駐車場をご利用ください(30分無料)
お問い合わせ
生駒市図書館
電話: 0743-75-5000
ファクス: 0743-73-3600