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あしあと

    小椋 昭信さん(2021年6月号掲載)

    • [更新日:2022年1月31日]

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    小椋 昭信(おぐらあきのぶ)
    約20年間ボーイスカウトのリーダーとして活動。ボランティア団体「自然とともに」代表。4月から、ふろーらむフェスタ実行委員会会長を務める。79歳。南田原町在住。

    自然を身近に感じるきっかけを作り続ける

    どんぐりの帽子( 殻かく斗と )や輪切りにした間伐材の幹に、小枝やドライフラワーなどを飾り付け、木工クラフトを制作している。作品は、花のまちづくりセンターふろーらむ(以下、ふろーらむ)で、100円の募金をしてくれた人に贈り、集まった募金は自然や景観の維持に活用される「生駒市みどりの基金」に全て寄附している。
    「花や木々などの自然は、日頃、私たちを癒してくれます。そのお返しをするために、植物として命を終えた自然に少し手を加えているだけなんです」

    29年前、山麓公園の野外活動センターでオープニングスタッフとして働き始めた。キャンプサイトの整備を担当し、間伐材や廃材をベンチや鉢植えに加工したのが初めての木工作業。作る楽しさを知った。7年ほど勤務し定年を迎えたとき、開園を迎えるふろーらむで木工クラフト教室を開催した。
    「参加した子どもたちが『できたよ』と満面の笑顔で話しかけてくれたとき、何にも代えがたい幸せを感じましたね」
    教室は、ふろーらむの敷地全てで開催したこともあるほど人気を呼び、20年間ずっと実施している。その間かん、幼稚園でも教室を開催。子どもたちに好きなように楽しんでもらうことを心がけ、材料を机にばらまいたり、無理な形に素材をつなぎ合わせようとしたりする様子を、そっと見守る。
    「やりたいようにやってみた結果の成功や失敗が、その子の肥やしになると思うんです。次のチャレンジや学びのきっかけにつながってほしいですね

    新型コロナウイルス感染症の流行と同時に、ふろーらむの植物を写真に撮り、自身のFacebookに投稿し始めた。当初は、医療従事者への感謝を主な目的にしていたが、意外にも花の名前を尋ねる声や、ふろーらむに行ってみたいという声が全国から届いた。
    「花や木々の日々の変化が感じられる施設が住まいの近くにある特別さに改めて気づきました。お世話になっている、ふろーらむへのお礼として、気軽に訪れたいと思うきっかけを、もっと作っていきたいですね」

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    [公開日:2022年1月31日]

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