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あしあと

    吉川 華奈さん(2021年4月号掲載)

    • [更新日:2022年1月31日]

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    吉川 華奈(よしかわはな)
    奈良県レスリング協会生駒市レスリングクラブ所属。(公財)奈良県体育協会会長賞受賞。第24回全国少年少女選抜レスリング選手権大会 女子の部6年生58kg級優勝。

    生駒のレスリングクラブから目指すは「世界一」

    大の負けず嫌いで、3歳上の姉にじゃんけんで負けただけでも泣いてしまうほど。レスリングでは点を取る喜びより、点を取られる悔しさの方が勝る。
    「弱い自分が悔しくて、泣きながら練習したこともあります。でも、レスリングが嫌になったことは一度もないんです」
    今では全国大会で3連覇するなど、破竹の勢いで成長を続ける。優勝を経験し、中学1年生になった今でも所属クラブのモットーである「しんどいことを楽しくやろう」を忘れず自分で練習メニューを考え、厳しいトレーニングに励んでいる。

    レスリングを始めたのは小学3年生の時。吉田沙保里選手の試合を見て「私も『霊長類最強女子』になりたい」と思ったのが、きっかけだった。しかし、思いとは裏腹に、始めてからの2年間で勝ち星はたったの1つ。勝てない日々が続いた。
    それでも猛練習を続け、小学5年生で全国大会に初出場。「せめて1勝」というのが周りの思いだった。決勝戦で惜しくも敗退するも、全国2位に。好成績にも関わらず賞状とメダルはすぐにかばんにしまいこみ、その日再び出すことはなかった。
    「負けたことが本当に嫌で、次は勝てるように、自主練や出稽古などで練習を重ねました」
    自信を持って挑んだ翌年の全国大会決勝。前回大会と同じ相手と対戦し、リベンジを果たした。

    全国大会優勝者だけが参加できる日本オリンピック委員会が主催する合宿「エリートキャンプ」に参加。全国の猛者との練習や充実した設備、栄養管理の行き届いた食事に刺激を受けた。
    「オリンピックなどで活躍する選手を育成する学校『JOCエリートアカデミー』に入ると心に決め、さらに自分を奮い立たせました」
    それからは、がむしゃらに相手に向かうだけではなく、技とキレを磨くように。努力の結果、4月からのJOCエリートアカデミーへの入校が決定。現在は、厳しい練習を想定し、本格的な体力作りを始めた。
    「目標はオリンピックで金メダルを獲ること。生駒市のレスリングクラブからも世界が狙えることを証明します」

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    [公開日:2022年1月31日]

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