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あしあと

    第3回ゆるっとボランティア開催後記

    • [更新日:2022年11月18日]

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    楽しく5G(炊事・食事・掃除・育児・用事)

    令和3年2月20日(土曜日)

    楽しく子育てができるように、炊事・食事・掃除・育児・用事の5G(ファイブジー)(5種類の「じ」)について、子育て支援活動をしているボランティアさんたちから、コツを教えてもらいました。

    子育て生活の中の負担を楽しいに変えるお話がいっぱい聞けました!

    参加者

    2家族・講師陣6名・写真ボランティア2名(ふぉとボランティア生駒)・ららポートスタッフ


    講師陣の紹介

    いこま婚育プロジェクト 林原陽子さん

    講師1

    婚育=結婚教育 

    いこま婚育プロジェクトでは、その人の人生を幸せに送るにはどうしたらいいかを伝える活動をしています。
    生まれてから死ぬまで100年を分割してその時々に応じた人生においての学びを伝えています。


    子育てボランティア「きらきら星」 藤沢恒彦さん

    講師2

    子育てボランティア「きらきら星」では、講演会や参観に参加するお父さんお母さんが集中できるように、
    お子さんの見守り託児をすることで子育てを支援しています。


    青空保育あひるの森 友村さおりさん

    講師3

    青空保育あひるの森では、園舎は無く、矢田山丘陵の野山で保育活動をしています。
    共同保育で全て保護者が運営、卒園したお母さん達にもスタッフで手伝ってもらっています。
    友村さんは子育てアドバイザーとして関わっています。


    奈良友の会 生駒方面 前田公子さん 土手尚子さん 吉村明子さん

    講師4
    講師5

    持ちすぎ・食べすぎ・使いすぎにストップ!

    奈良友の会生駒方面では、幅広い年齢層の会員が集まって適量の生活をめざしています。
    家庭生活の基本である家計について、家計簿をつけて生活を見直すことを推奨しています。

    生活が豊かになって、無駄なことも多くなっているので、見直しながらよりよい生活ができるように、
    みんなで学びあっています。


    炊事・食事

    いこま婚育プロジェクト 林原陽子さん
    林原1

    食事で困っていることって何?

     1.献立を考えるのが困る。メニューがマンネリ化してしまう。
     2.冷凍庫がパンパン。冷蔵庫に残っているのに同じものを買ってしまう。
     3.食品が使いきれない。
     4.料理がめんどくさい。時間がない。

    林原2

    こうしたら簡単に解決!

     ☆ 整理整頓していると食品ロスは無くなる。ローリングストック
     ☆ 食事に正解はない。四角四面に考えないであるものを使えば良いのよ。
     ☆ 冷凍室はパンパンくらいの方が冷凍室が冷えやすい。
     ☆ 冷蔵庫は入れすぎちゃダメ!特に空気孔は塞がないで!

    簡単レシピのご紹介

    アレンジ自在 我が家のめんつゆ
    材料分量

    1 醤油

    250cc

    2 みりん

    150cc

    3 酒

    50cc

    4 昆布・鰹節

    適量

    1~4を煮詰める
    これが基本のめんつゆ
    調味料を加減して我が家の味に

    煮物・汁物・和食の味付け なんでもOKです!

    作り置くと便利なストック味噌汁
    材料

    分量 他

    1 鰹粉

    適量

    2 味噌

    適量

    3 乾燥ワカメ

    細かくきざむカットワカメならそのままで

    4 乾燥切干大根

    少し小さく切る

    1は出し汁を取った後の鰹節を固く絞って皿に広げてレンジで2分×2回
    パラパラの鰹粉にしておく
    1~4を混ぜてタッパーに保存 必要分をその都度使う

    一人分ずつ丸めてラップしておくと、お弁当用に携帯OK

    余った野菜で簡単浅漬け
    材料 分量 他

     キャベツ

    とにかくきざむ

     白菜

    とにかくきざむ
     塩 少々

     塩昆布やとろろ昆布

    適量

    ジップ付き袋に塩昆布やとろろ昆布、塩少々と一緒に入れてもみ込む

    ちょっとあるだけでご飯が進みます!

    林原3

    家事は女性がするもの?

    いえいえ、一緒に暮らしている人は平等です。家事は分担してできる人がやればいいんです。
    男女問わず、忙しくて家のことができない若者が増えてます。
    もしできないという人には一緒にやろう~と声をかけて、色々やってみましょう!
    できないのではなく、やってきていないだけ!
    特に料理は実験。好きな調味料を組み合わせて冒険してみるのもおもしろいよ。


    「我が家の料理」なんだから「こうでなければならない」はない。失敗したって笑い飛ばせる家であればいい!


    育児

    子育てボランティア「きらきら星」 藤沢恒彦 さん
    藤沢1

    子どもはみんな潜在的能力を持つスーパーマン?

    今の「パパ」は時間的にも精神的にも、気を使い、頭を使い、体も使い、よく子育てをやっていると本当に感心している。
    でも、イクメンパパでも子育て中のママには到底歯がたたないことが多いかな?そんな最強のママも、子どもの兼ね備えた計り知れないほどの能力に脱帽させられていると思う。
    たとえば「泣く」ことだけで自分の欲求を全て満たせるのだから・・・

    藤沢2

    託児ボランティアをしていて思うこと

    子どもは周りを良く見ていて、まねしたり学んだりしている。
    同じことを何回もするので、大人はなかなか付き合いきれない。
    託児で預かっている子どもだから付き合えるが、毎日となると大変。
    でも、こういった経験をしないと、何かに挑戦するとか、色々な物事の中から何かを選択するということができなくなり、1回やって失敗したらやめてしまったり、長続きしなかったりする。
    何回も何回もするという経験は将来自分が生きていくために絶対必要なこと。

    藤沢3

    成長の過程は皆一緒

    遅い早いはあるけれど、人種に限らず、成長していく過程は同じ。一つ一つの流れがあって積み重ねをきちっとしていくことが成長に結びついていく。
    歩き出す=手が使える=脳が成長していく
    子どもの能力は凄いものがある。子どもの顔をじっと見ていると、かわいいだけでなく能力や可能性を秘めた顔をしていると感じる。
    子どもを見つめて、認めて、褒めてあげて、その子の持てる能力を生かしてこれから生きていく力を育ててやることが大事。


    1から教えようとする子育てはしんどい。子どもには凄い能力があるんだから、立つ位置を少し変えて、見守って声をかける子育てをするなら、時には楽しく感じられ、その子の成長にも役立つのではないかな?


    育児

    青空保育あひるの森 友村さおりさん
    友村1

    子どもたちが教えてくれた「子ども自身が自分を作る」

    そもそも人間には自分で自分を育てる能力が備わっている。
    生まれたばかりの赤ちゃんは何もできない無力で小さな存在、でも大人が教えなくてもおっぱいは飲める、手足も動かせる、そして色んなことができるようになる。
    ハンドリガード(赤ちゃんがじっと手をみつめるしぐさ)などをしながら、自分の体の動かし方を毎日毎日繰り返しやってみている。
    泣き分けにしても、親の読み取り能力ではなく、赤ちゃん自身がどう泣いたら親が自分の思っているように動いてくれるのかを毎日やってみることで学習している。

    友村2

    TRY&ERROR

    子どもが言葉を話し出すと、とたんに言葉で何かを教えられると錯覚してしまう。
    「はやくして」「ちゃんとして」「あぶない」など、非常に抽象的な言葉を理解するには、たくさんの情報とたくさんの能力が必要なのに、大人はこの一言で通じた気になってしまう。
    どうやったら上手くできるのかを言葉で教えるのは無理。
    子ども自身が何度もやってみて経験しないと身につかない。自分にとってどの方法が一番上手くいくのかを考えているところに学びがある。
    大人が願いを叶えてあげることは簡単なこと。でも自分で考えて工夫してチャレンジして、その結果最初に思っていたこととは異なることになっても、子どもは満足する。
    その満足して喜んでいるニコニコな表情は、大人が手を貸してしまっては引き出せない表情である。

    友村3

    子どもと一緒に楽しく生きる

    子育ては、子どもが未熟で導いていかなければならない存在であると考えるとすごく大変。
    赤ちゃんの時はたくさんのお世話が必要であっても、困っているから助けてあげているだけ。
    自分のことを自分でするという権利を、本人ができるようになったら返していくというイメージでいたら良い。
    子どもの生き方に敬意をもって、見守って、困ったときだけ助けてあげればいいんだ。と考えると子育てはずっと楽になる。


    がんばってお父さんお母さんの役割を演じないで!
    子どもは子どもで自分の人生を一生懸命生きている。私達も私達の人生を一生懸命生きればいい。それぞれの生き方を尊重し合える者同士が集まって家族であれば、毎日もHAPPYなものになる。


    掃除(収納)

    奈良友の会生駒方面 前田公子さん 土手尚子さん 吉村明子さん
    友の会1

    毎日自分で身支度できるように

    4段チェストの工夫
    ☆ 子どもの力であけることができる
    ☆ 小さなこどもでも腕が奥まで届く奥行き
    ☆ 使用頻度の高いものは一番取り出しやすい引出しへ
    ☆ 本人が着たいと思っている洋服だけ収納
    ☆ 洋服のしきりには牛乳パックを使用
    ☆ 習い事のお道具は同じ引出しにまとめて


    引き出しの中身はできるだけ子ども自身に自分のものとして意識づけると、子どもの自立に繋がる。
    子どもが小さいからといって全てのものを親が管理しない。

    友の会2

    牛乳パックを使った仕切り作り

    友の会3
    友の会4
    友の会5
    友の会6

    1. 側面は重なっていないところを切る
    2. 底は対角線に切る
    3. 開いた箱の状態で2枚を向かい合わせで重ねると、引き出しに合わせて大きさを自由に変えることができる仕切りに!
    4. 側面1枚を切り取って、もち手を付ければ、小物整理に便利なカゴになる


    自分のことは自分で!という意識付けをすれば親も嬉しくお互い快適な生活が送れます。


    用事

    生駒市市民活動推進センター ららポートより
    ららポート1

    生駒市には子育てで困ったときに助けてくれる人がいっぱい

    ・生駒市こども課 保育コンシェルジュ
    ・子育て支援総合センター たっちのひろば
    ・生駒市市民活動推進センターららポート登録 子育て支援団体


    子育てを応援する仕組みや施設だけでなく、子育てに手を差しのべてくれるボランティアさんもたくさんいらっしゃることをご紹介しました。


    一人で悩まず、楽しんで子どもと暮らしていけるように、どんなサポートがあるのかを知っていることは重要ですね!


    参加者の声

    ららポート2

    知らないことがいっぱいありました。
    貴重な話をたくさん聞けて勉強になりました。これからの生活に活かしたいです。

    お問い合わせ

    生駒市地域活力創生部市民活動推進センター

    電話: 0743-75-6000

    ファクス: 0743-75-0151

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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    [公開日:2022年11月18日]

    ID:25028