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蘆田 拓治さん(2018年5月合併号掲載)

[2019年2月18日]

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生駒の川に蛍の光をともし市民の憩いの場を作りたい

蘆田 拓治(あしだたくじ)
約10人で活動する市民公益活動団体「ほたる」の代表を務める。警察官として36年間勤務。高齢者が集えるサロンを真弓地区で立ち上げるなど地域活動にも注力している。5回目となる蛍の観賞会を6月頃に高山竹林園で開催予定。81歳。本市在住。

蛍が見える鑑賞会を高山竹林園で毎年開催

淡い光を放ち見る人を魅了する昆虫、蛍が飛ぶ環境を市内に作ろうと市民公益活動団体「ほたる」を10年前に結成した。高山竹林園に作ったビオトープに卵から育てた幼虫を放流。毎年6月頃に観賞会を開催し、好評を博している。


 「365日、毎日苦労して育てても蛍を楽しめるのは、たった1週間。立派に育ってくれるとうれしいですが、蛍を見た皆さんの笑顔が何よりの喜びなんです」
 

蛍を見に来た人たちが癒され、穏やかな表情になった場面を見て、蛍が飛ぶ環境は「憩いの場」になると確信。市民の憩いの場を作ることを軸に活動を続けている。

長年住む地域への恩返しが活動のきっかけ

約40年前に本市に移り住んだ。仕事に打ち込み、家族や職場の同僚以外のつながりはほとんどなかった。


 退職後、「身体が健康で時間もあるなら、長年住んでいる地域のために何かせなあかん」と一念発起。広報紙で見かけたボランティア講座に申し込んだ。


 「ボランティアという言葉の意味もあまり分かりませんでしたが、ここに参加すれば何か得られるはずと思いました」


 半年間の講座を修了した25人で、「ほたる」として活動を開始。


 「講座で仲間もでき、何か始めたかったんです。テーマは全員一致で環境保全に関すること。中でも、なかなか見られない『蛍』を復活させて多くの人が感動するような夢を与えたいと思ったんです」

活動の原動力は「喜んでほしい」という想い

卵から成虫になる野生の蛍は、たった5%。近畿圏のほとんど全ての観賞会に行き、活動に必要な知識を身につけた。


 「蛍の飼育は自然が相手。何十年も飼育を続ける専門家でも幼虫を全滅させる年もあるんです」


 観察や整備など季節を問わず、屋外作業が必要な過酷な活動内容。飼育もうまくいかずメンバーの半数以上がリタイアした。


 それでも活動を続けてこられた原動力は「市民の皆さんに喜んでほしい」という想い。蛍の観賞会や飼育に関するノウハウを市民に伝えるなど、活動で得たものは必ず地域へ還元している。


 「私たちの活動に共感した人が、地域の川で環境保全活動や蛍の飼育を始め、将来あちこちで蛍が飛ぶ環境になるのが夢です」

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