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味わいあるケーブルでGO!山の中腹、頂で味わう非日常な時間と空間。寳山寺~生駒山上
―宝山寺~生駒山上-マップ

いにしえから神が宿るとあがめられてきた生駒山。延宝年間に湛海律師(たんかいりっし)が大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)を鎮守とし、築いたのが寳山寺(ほうざんじ)。湛海の祈祷は徳川家宣の期待にも応えたと噂が広まり、多くの商人や庶民が商売繁盛祈願に詣でるようになったと伝わります。その際、参拝者にとって参道の坂が大変なので開通したのが近鉄生駒ケーブル。おかげで参拝者は激増し、頂上に遊園地もできて四季折々に山は多くの人で賑わいました。

そんな歴史に想いを馳せながらノスタルジックな風情漂う参道を歩けば、空き家をリノベーションした気になるお店に出合います。昔ながらの遊園地も、テーマパークが主流の今こそ、行くとほっこり味わい深いもの。神が鎮座する山の新たな魅力を見つけに出かけてみませんか。

願いをすべて叶えてくれる“聖天さん” 寳山寺
寳山寺の写真

生駒山は役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた修験道場で、弘法大師も修業したとされ、山自体が信仰の山、霊山とされています。江戸時代になり湛海律師(たんかいりっし)が歓喜天(かんぎてん)を祀り、数々の苦行を重ねているうちに、多くの信望が集まり、人々が親しみをこめ“聖天(しょうてん)さん”と呼ぶほどに人気を集めました。それが「寳山寺」。現世の願いを余す事なく叶えてくれると言われていますが、一番ご利益があるとされるのが、商売繁盛。江戸時代から近年まで、大阪商人を中心に多くの庶民が足しげく参っています。


険しい山肌がすぐそこに迫りくる境内には、ご本尊の不動明王像が祀られている本堂があります。隣には、独特なシルエットの桧皮葺(ひわだぶき)の拝殿と聖天堂、緑の中で朱色が映える多宝塔…。緑に包まれた静かな山の中に、さまざまな歴史的建物が隣接しています。


本堂の後ろにそびえる岩山の写真

本堂の後ろにそびえる岩山は、役行者が修業したと伝わります。その際に国内における弥勒浄土(みろくじょうど)の内院としたことから、後に湛海律師が本尊として祀った弥勒菩薩像(みろくぼさつぞう)が中腹に鎮座し、般若窟(はんにゃくつ)と呼ばれています。聖域ゆえ、近寄ることはできませんが、遠くからその美しい尊像を拝むことができます。

巾着袋の形のお賽銭箱と獅子閣

(写真左)
聖天堂のお賽銭箱は、歓喜天が砂金を入れて持っている巾着袋の形です。木彫りのそれは、大勢の参拝者がご利益を願ってなでるため、口の部分がツヤツヤ光ってます。
(写真右)
1884年(明治17)に客人用に建てられた獅子閣(ししかく)は、疑洋風建築の最たるもので、丁寧な手仕事による木彫りや色ガラスでステンドグラスを模した技法など、見どころ満載。年数回、拝観できるチャンスあり。

巾着袋の形のお賽銭箱は歓喜天の好物の大根の絵柄が彫られているタケ~
多宝塔からの境内の眺めの写真

多宝塔から境内を眺めると、市街地は遥か彼方。すぐそこに空があって、まるで天空に浮いているよう。

生駒山 寳山寺 生駒市門前町1-1  電話番号0743-73-2006 参拝自由
参道からインドネシアにショートトリップ摩波楽茶屋(マハラジャヤ)

生駒ケーブルの宝山寺駅から参道に入ってほどなく、アジアの街角に迷い込んだような店構えが目印。ガムラン音楽が流れ、店内はバリで買い付けた雑貨や調度品で現地さながらの雰囲気に仕上げられています。


気になるお料理は、バリのホテルのシェフから伝授された現地の味をベースに、奈良の野菜や食材を盛り込み、盛りつけや風味づけで和テイストを加えたアジアンフュージョン。「辛いとか、香辛料がきついとか、そういう先入観は食べたら、即、消えますよ」と店長の石渡晃士さん。ご自身も辛いものが苦手だったのに、今では店の味にすっかりハマっているそうです。


料理の次に特筆すべきは、見晴らし。眼下には緑が広がり、その向こうに市街地。その奥に街を包み込みように山々が連なり、頭上には広大な空が広がります。若草山の山焼きもばっちり見えるそうで、気候のいい日はテラス席から埋まっていきます。もちろん夜景も絶品! 閉店まで居てもケーブルの最終便に間に合いますよ。


摩波楽茶屋の店内と調理中の写真

(写真左)
ガネーシャ像も祀られていて、店内はバリそのもの。寳山寺の歓喜天はヒンドゥ教の富の神様・ガネーシャを仏教に取り入れた姿。この店が参道にあることが何か意味深く感じられます。
(写真右)
厨房では、現地から呼び寄せたシェフ、ハルノさんが腕をふるいます。この店から見える景色は山に囲まれた故郷に似ているのだそう。

インドネシア定番のワンプレートランチの写真

ナシチャンプル1,400円(税込み)は5種類のおかずとご飯を盛りつけた、インドネシア定番のワンプレートランチ。奈良産ヒノヒカリをウコンで炊いたご飯や大和地鶏の鶏ガラスープ、インドネシアのサラダ・ガドガドにウルイや菜の花を入れたり、つくね焼にパクチーと白髪ネギをのせるなど、うまく和テイストが取り入れられています。

デザートで一番人気のパンケーキの写真

デザートで一番人気のパンケーキ(648円(税込み)〜)。インドネシアのパンケーキを再現しようと、試行錯誤の末にせいろで蒸し上げることに。焼きたてのカステラのようで、満腹でもペロリといけます。

パンケーキはフカフカでしっとりした食感がたまらないタケ~
テラス席からの写真

気持ちいい風景のなかに溶け込めるテラス席。月の光、満天の星を楽しむには、予約がおすすめ。

摩波楽茶屋 生駒市門前町14-1 電話番号0743-74-7111 平日11時30分〜14時30分 17時0分〜22時30分(LO)土・曜・祝日11時30分〜22時30分(LO)月曜休(1・16日に重なると営業)
数時間で宿泊客気分も味わえる、お座敷カフェ 自然菜食屋 ナイヤビンギ
ナイヤビンギの外観の写真

寳山寺への参道で一際目をひく店構え。ここを目当てに山に登って来る人も多い、人気のオーガニックレストランです。服飾デザイナーでもあるオーナーの中川さんは、かつて栄えていた参道が空き家だらけになっていることが心にひっかかり、「誰かカフェでもしたらいいのに…」と最初は他人事のように言っていたのが、いつしか自分が手がけることに。


明治時代に建てられた旅館跡でカフェをスタートさせたのが12年前。当初は喫茶だけでしたが「この眺めを見ながらお酒を飲みたい」「お腹がへったから何か作って」など、お客さんの要望に応えて食事も出すようになりました。中川さん自身が野菜中心の食事をしているので、お店の料理も動物性の食材を使わない「自然菜食」。


中川さんお好みのレゲエが流れる古きよき明治時代の空間で、心のこもったオーガニック料理をいただくという不思議体験は、思い出深いものになります。

ナイヤビンギの店内の写真

宿坊でもあったという建物。大広間からの見晴らしは最高です。花菱アチャコさんのお孫さんが描かれた曼荼羅のような壁画が独特の空間を演出しています。

お昼のランチコースの写真

お昼のランチコースは1,950円(税込み)。自家製野菜ジャムが入った食前酢に前菜、煮物、自家製パンとサラダ、メインと玄米ご飯、食後の飲み物とデザートとボリューム満点。

デザートとテラス席の写真

(写真左)
食後のデザートは、果物や野菜のスイーツ。飲み物は無農薬豆のコーヒーか紅茶、高知県から取り寄せたすだち(直七(なおしち))のフレッシュジュースから選択。
(写真右)
海のないはずの奈良で、しかも山上で、海岸気分を味わえるテラス席もおすすめ。夏は、バーカウンターも登場。

寒い日には、毛布と半纏(はんてん)を用意してくれるよ。うれしいタケ~。

(写真左)
お寺の青年会に所属し、地域の行事にも積極的に参加している中川恭一さん。まちを盛り返そうとする熱い思いが若い世代にも伝わり、だんだんと参道が賑わいを取り戻し始めているよう。「聖天さんからの宿題をこなしているような気分ですけど」とご本人は謙遜されています。
(写真右)
お店で出す季節の野菜は、高山地区にある畑で自身が無農薬栽培したものをメインに使っています。

自然菜食屋 ナイヤビンギ 生駒市門前町12-9 電話番号0743-73-0805 ランチ12時0分〜16時0分 カフェ14時30分〜18時0分 ディナー18時0分〜20時0分(LO)(注意)ランチ、ディナーは要予約 火曜休

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