生駒市では、一昨年度から現場説明会の廃止にはじまり、事後審査型条件付一般競争入札(郵便入札)や総合評価落札方式など、様々な入札制度改革を実施しているところで、平均落札率が低下し市の支出削減に大きな効果が出ています。
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この背景として、国や様々な自治体において入札や契約に関する不祥事が多発し、国民・市民から透明性や公平性の確保が求められています。
本市におきましても、昨年足湯施設建設をめぐる随意契約において違法な行為が行われました。再びこのような不祥事が起こらないよう、職員の意識を高めるとともに、法令遵守推進条例(コンプライアンス条例)の制定や学識経験者による入札監視委員会の設置など様々な施策を講じているところです。
先月、私がマニフェストでも公約していました電子入札システムの導入にむけての実証実験を行いました。
電子入札を導入することによって、透明性の確保や談合などの不正行為の排除が可能になることはもちろん、入札参加者の移動が不要になることから、わずかな効果ではありますが、コストを削減し、CO2の排出抑制やペーパーレス化による自然環境の保護にもつながると期待しています。
実証実験の締めくくりとして3月19日に行いました公開開札において、最初の案件を私自身がパソコンを操作し、開札いたしました。今まで手作業でかつ非常に神経を使う約二十数分の開札作業が、電子入札だとクリック一つで瞬時に結果が出ることに驚きました。
なお、公開開札を見学された方の中には、実験参加企業の方や報道関係者はもちろん、現在話題となっております有人宇宙施設「きぼう」で活躍されている土井宇宙飛行士が所属する独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の契約担当者の方がおられました。本市と同一の電子入札システムの導入を検討中ということもあって、東京からわざわざ来られ、熱心に見学されました。今後、地方行政と宇宙という分野は違いますが、同一の電子入札システムを使用する発注者として、JAXAとも情報交換ができればと思います。
私の市長就任以来の入札制度改革の中で、電子入札を新たな入札制度の基盤システムと位置付け、今後さらに市民の立場にたった入札制度を構築するつもりですので、市民皆様のご理解とご協力をお願いします。 |