生駒市立小中学校への体験入学について

　体験入学とは、海外の学校（日本人学校を除く）に在籍している学齢の児童生徒が、生駒市に一時滞在する間、生駒市立小中学校の授業を経験することを目的として、一時的な就学を行うものです（正式就学ではありません）。
　体験入学は、教委育委員会にその希望がある旨を申し出、該当校が受け入れ可能な場合に手続きしていただきます。

　（注意）住民登録がある場合は学校教育法に基づき保護者の就学義務が生じますので、生駒市では体験入学ではなく正式な転校手続きが必要となります。
　（注意）日本人学校に在籍されている方も正式な転校手続きが必要となります。ただし、普段は主に居住地の学校に通学し、放課後や週末のみ補習的に日本人学校で勉強をされている場合は、状況により体験入学として受け入れ可能な場合がありますので、教育委員会へご相談ください。

1．体験入学開始希望日の二週間前までに、保護者が教育総務課（学務係）へ体験入学の希望（生駒市の滞在予定地、希望学校名、現学年、希望期間など）を生駒市ホームページの教育総務課宛てお問い合わせフォームからメールでご相談ください。教育総務課が希望校に受け入れの可否を確認します。
　（注意）行事繁忙期や感染症の流行などで受け入れできない場合があります。

2．希望校の受け入れ可否を確認後、教育総務課から保護者へ電子メールで返信しますので、お問い合わせフォームのメールアドレス欄は必ず入力しておいてください。受け入れ可能な場合は「体験入学許可願書」をダウンロードして必要事項を記入し、教育総務課へ提出してください（電子メールに添付して送信可。原本は帰国後に希望校へ提出してください）。また、学校の連絡先をお伝えしますので、必要な持ち物等について事前に確認をしておいてください。不明な点があれば直接学校へ問い合わせしてください。

3．体験入学開始までに医療機関で所定の健康診断を受診し、結果を学校へ連絡してください。費用は保護者負担です。
　（注意）以下の「受け入れにあたっての留意事項」6を参照してください。結果により、全部又は一部の授業や行事で参加できないものがありますのでご了承ください。

4．体験入学の開始となります（体験入学許可願書の原本と健康診断の結果を学校へ提出してください。）

1．期間について
　　体験入学の受け入れ期間は最長2週間です。

2．受け入れできる学校について
　　原則として、滞在地の通学区域の学校（指定校）での受入れとなります。
　　（参照）生駒市立小中学校の通学区域一覧（別ウインドウで開く）

3．教科書について
　　教科書の購入等については学校へ相談してください。

4．経費について
　　体験入学に係る教材費等の必要経費はすべて保護者の実費負担となります。
また、体験入学期間中、学校管理下においての災害（負傷・疾病等）について、任意で日本スポーツ振興センターの加入ができます。加入方法の詳細は学校へ確認してください。なお、加入にあたっては、掛金の一部（460円）を負担していただきます。

5．給食について
　　市内小中学校は給食を実施しています。希望により実費で申し込みすることができます。食物アレルギー等の個別対応はできませんので、弁当を持参していただくことが可能です。事前に学校と相談してください。

6．健康診断の受診について
　　他の在籍児童生徒と同様に、学校生活において特に健康状態の把握が必要な以下の項目を受診し、結果を学校へ提示してください。
　　【受診項目】
　　　・尿検査（運動負荷及び感染症の有無を確認するため。腎臓・糖尿病に係るもの）
　　　・心電図検査（運動負荷を確認するため。心臓に係るもの）
　　　・胸部X線検査（感染症予防のため、文部科学省作成の「学校における結核対策マニュアル」に示されている結核高まん延国・地域からの帰国者は必須となります。それ以外の国からの帰国者は受診不要です。）
　（参照）文部科学省「学校における結核検診について」（別ウインドウで開く）

7．その他
　　体験入学期間中は、校則を守り、学校長及び担任教員の指示・指導に従ってください。他の児童・生徒の授業および学校生活全般の妨げになると判断された場合には、期間中でも打ち切ることがあります。