IKOMA Civic Tech Award 2016 生駒の未来アプリ・アイデアコンテスト
- [更新日:2022年9月9日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
シビックテックとは、シビック(市民の・みんなの)とテック(テクノロジー)をあわせたもの。
ITを活用して身のまわりの課題解決や生駒の魅力発信をしてみます。
生駒の未来アプリ・アイデアコンテスト最終審査結果
平成29年3月4日(土曜日)に生駒市コミュニティーセンター 文化ホールにて最終審査を行い、各賞が決まりました。
アプリ部門最優秀賞
いこまの未来市民賞 アプリ部門
ダブル受賞!
作品名 : 4919forIkoma
応募者名:河中祥吾さん
子供たちが毎日食べる給食の献立がスマートフォンアプリで確認することができます。
アレルゲン設定を行うことで,その日の給食にアレルゲンが含まれている場合に,自動で通知が行われます。
また,カロリーや栄養バランスといった子供の成長や体調管理に重要となる情報も表示され,子供の食育をサポートします。
その他,スマートフォンから気軽に確認できるため,誰しもが経験したことであろう昼ごはんと夜ご飯が同じメニューになることを防ぐ手助けにもなります。
アイデア部門賞
いこまの未来市民賞 アイデア部門
ダブル受賞!
作品名 : いこまち カレンダー
応募者名:いこまの家族 (小澤晃広さん)
・手元にあるスマホで、生駒のイベントをサクサク知れるように「生駒のイベントカレンダーアプリ」を作成し、市民がより手軽に市内のイベントを把握できるようにして、参加しやすいようにする。
・載せる情報は、イベント情報に限定し、分かりやすさ、使いやすさを重視する。(余計な情報で盛りだくさんにしない。)
・載せるイベント情報は、生駒市の広報課で把握しているものとし、その情報をもっと分かりやすくオープンにする手段とする。
・イベント情報を載せる形式を、シンプルで分かりやすい形に統一し、運営者の手間をかけない。
・各イベントに興味がある場合は「いいね!」が付けられるようにする。
・「いいね!」ボタンにより、主催者側も開催するイベントへの市民の関心度を掴むことが出来る。
・「いいね!」をつけたイベントの開催数日前に、プッシュ通知が、スマホに通知されるようにする。
・参加したい市民も、プッシュ通知により、忘れずに予定を調整して、イベントに参加することが出来る。
・シンプルな応募フォームで、簡単にイベント参加申請も可能。
一時審査通過作品
アプリ部門
作品名:生駒市の防災GIS
応募者名:西川嘉範さん
作品概要
生駒の防災関連情報について、GISソフトの「MANDARA」を用いて可視化を行いました。
「避難所」、「AED設置場所」、「その他施設」は生駒市のオープンデータを用い、必要に応じて対象の色分け、データ一覧表示のボタンなどの設置をしました。
「土砂災害危険箇所」は土石流危険渓流氾濫開始個所を点オブジェクトとして、面オブジェクトとしては土石流危険渓流、土石流危険区域、急傾斜地崩壊危険個所、地滑り危険個所の4種別に色分けして示しました。「低位地帯」は最大親水深や面積、「河川とその標高」は河川名・水系や河川端点が持つ標高値、「浸水想定区域」は浸水想定区域とその浸水深を示しました。「土地利用メッシュ」は(100m×100m)メッシュ単位で土地利用種別ごとに色分け表示し、各種別は(1km×1km)メッシュごとにその様子を示しました。「標高メッシュ」は(250m×250m)メッシュごとの標高、傾斜角度・方向などの地形情報を示しました。
作品名:生駒市のすがた(奈良県市町村別統計より)
応募者名:西川嘉範さん
自然環境、人口、産業と労働、財政、教育と文化、居住環境、福祉と医療、安全、8分野の50項目について、統計から見た生駒市の現状に興味を持って頂くように、クイズ感覚で立ち位置を推測してもらうようにしています。4つに分けた順位を示したラジオボタンをクリックすると、「○正解」か「×間違」が出るようになっています。「戻る」を押せば何度でもやり直しが可能です。「解答」をクリックすると、生駒市のデータと順位、そしてGIS地図上に色で5段階にランク分けした全市町村のデータが見られるようになっています。各市町村のデータは地図上の対象市町村にカーソルを持ってくると見られます。また、「データ一覧表示」をクリックすると全市町村のデータも見られます。資料出所、調査時点、算出方法などについても地図の下に記載しております。
作品名 : いこまさんぽ
応募者名: 石井哲治さん
オープンデータを利用して現在地からの散歩ルートを表示してくれます。
1.さんぽする時間を入力する
2.さんぽスポットをランダムに選んで、さんぽコースを表示する。
別のコースがよければ「別の道」ボタンで
3.さんぽコース付近のトイレも表示できます
4.地図上のキャラをドラッグ&ドロップしてスタート地点を変更できます
作品名 : MOG for 生駒
応募者名: 村田亘さん
MOG(モグ)は、a Manager Of Garbage の略で、生駒市民のゴミ出しを管理・お手伝いします。主な機能は、地域別の近日のゴミ出しのお知らせ、ゴミ出し当日の通知、人工無能「MOG」によるゴミ出しに関する質問対応、の3つです。生駒市のオープンデータ「ゴミ収集日程表」を利用し、アプリでの地域別のゴミ出し分別の案内を可能にしました。また、アプリ内のチャットでは日にちや曜日を指定してMOGに質問すると、その日のゴミ出し分別を教えてくれます。さらに、「次の燃えるゴミの日は?」などのゴミ分別ごとの質問もできるので、表で見るよりも素早くわかりやすく理解することができます。生駒市民の暮らしをよりスマートにするとともに、分別への意識も向上させるアプリとなっています。
アイデア部門
作品名 : 自治会HPプラス
応募者名: 太田善政さん
紙ベースに代る電子版自治会だよりと共有アプリの利活用で、年代/自治会年度をまたぎ自治会情報を共有、また地元リソースの掘り起しから、新たな互助環境を創り出し、会員の助け合いに寄与する。
ホームページは同じフォーマットとして自治会連合毎にポータルサイトとし、信頼の後ろ盾として生駒市推薦の関連サイトのリンクもここに置き、Hi-OVIS発祥の地として相互通信を可能とした環境、オープンなビッグデータ、汎用の共有アプリ(*)の利活用から、会員相互の新たな互助環境創りを支援する。
(*):事例としてアズママ、エニタイムズ、FixMyStreet、Parmosense等、“ボランティアの窓”は内容、受入れ、窓口、態勢など都度開設。
尚、この仕組みの運営ではITに馴染みの薄い自治会会員、特に年配者への配慮から入力操作、運用がIT好きでスキルにたけた若手のプロボノ活動が自治体HPの定着に繋がると考える。
作品名 : いこまっちアプリ
応募者名: チーム超朝会(梶井保奈美さん)
「いこまっちアプリ」は近隣住民の欲しい(借りる)とあげる(貸す)の需要と供給をマッチングさせるツールであり、不要なものを捨てるのではなく人とシェアするという概念がベースとなっている。
「いこまっちアプリ」は位置情報を基に近隣住民とやり取りができる仕組みとなっている。
借入側から依頼通知が近隣住人に発信され貸出可能な貸出人を探す方法、もしくは貸出側が予めアプリに出品しておき借入側からリクエスト通知が来る方法の2通りの使い方がある。
通知後はメッセージで貸出期間や受取場所等について交渉し、貸し借りは対面で実施する。
取引終了後はお互いが相手を評価をし、その評価によってポイントが与えられる仕組みになっている。
対面式且つ評価性にすることで安心感を持ってアプリを利用することが出来、アプリで得たポイントは商店街や地域密着型イベントでの利用が可能となる。
このアプリを通じてごみ削減による環境改善、地域コミュニティ活性化が期待できる。
作品名 : 生駒へいこましょ!
応募者名: チーム朝会(小島健人さん)
生駒の地場の魅力が狭い範囲での情報公開となっておいり、外部にも内部にも広く展開がされていない。そこで個人または団体の情報発信で広く使われているSNSを利用して、多くの情報が拾い、見られ、発信できる環境を提供したい。
生駒のローカル情報の発信を活性化するため、日常で多く使われているTwitter/facebook/Instagramにアップされている情報を集約する場を作成する。
生駒市ではTwitterアカウントを現在複数利用されておりますので情報が拡散しております。こちらの統合を実施尾するとともに、facebook/Instagramなどの住民の方、外来の方の情報を統合する事で、より多くの魅力発信と「気づき」を生むことができる。
作品名 : いこまち掲示板~みんなで創る地域の輪~
応募者名: チーム関西大学経済学部本西ゼミ(清水修太郎さん)
近年、気候変動等から、予想を超える災害の発生や被害リスクが増している。
私たちは市民の方々、特に若い世代の、地域の問題への関心が低さに着目した。そこで主体性や身近さを有した地域の問題解決アプリを提案したい。現在ららぽーと生駒がボランティア支援をしている。この仕組みをアプリで支援し、市民の方々にボランティアをより身近な存在にしたいと考える。具体的にはアプリ上でボランティアの申し込みをしたり、マップ機能の活用により周辺でどんなボランティアが必要にされているかを分かりやすくする。またマイサポいこまの制度も組み込み、アプリで支援団体を投票できるようすれば手間が省け、多くの方々に投票していただけると考える。また被災時には被災情報を市民の方々からも発信可能にすることで主体性を持たせる。このように事業をアプリ化することで、市民の方々に地域の問題を身近に感じてもらい、かつ参加しやすい仕組みができると考える。
作品名 : ミナモリ(皆守り)
応募者名: チームアイコム(河田昇悟さん)
GPSによる地域の情報共有・危険察知。
住人同士の助け合いツール
生駒の未来アプリ・アイデアコンテストを行いました。
場所
平成29年3月4日(土曜日) 14時から17時30分まで
ところ
生駒市コミュニティーセンター 文化ホール
内容
- 基調講演
一般社団法人 Code for Kanazawa 代表理事 福島 健一郎 さん
「シビックテックによる地域課題解決とビジネスの可能性」
- 講演
Code for SAPPORO 久保 まゆみ さん
「さっぽろ保育園マップと仲間たち」
- 最終審査会
プレゼンテーション アプリ作品・アイデア作品
審査会、結果発表など
- 懇親会
最終審査会終了後、希望者による懇親会を開催します。
生駒の未来アプリ・アイデアコンテスト 市民アンケートにご協力ありがとうございます。
平成28年11月1日(火曜日)から平成29年2月10日(金曜日)の期間、生駒の未来アプリ・アイデアを募集し5アプリ、6アイデアが1次審査通過しました。
一般審査として平成29年3月2日までの期間、生駒市在住・在勤・在学されている方を対象にアンケート行いました。
評価の高い作品は、いこまの未来市民賞として称します。
生駒の未来アプリ・アイデアの募集を締め切りました。
各賞
- 最優秀賞アプリ部門 賞金10万円
- アイデア部門賞 賞金2万円
- いこまの未来 市民賞 アプリ部門 賞金2万円
- いこまの未来 市民賞 アイデア部門 賞金1万円
(いこまの未来 市民賞は、市民アンケートによる選考)
アプリ部門
アイデア部門
コンテストのながれ
一次審査を通過したアプリ・アイデアをIKOMA Civic Tech Award 公式ホームページ等で公開し、アンケート形式による一般審査後、平成29年3月4日(土曜日)コミュニティセンターでの最終審査にて各賞を決定します。
応募条件
居住地域や国籍、個人、グループ又は法人を問わず、どなたでも応募できます。他のコンテストに応募した作品であっても、その他の条件を満たしていれば応募できます。
応募開始・締切
平成28年11月1日(火曜日)から平成29年2月3日(金曜日)17時まで
締切は、平成29年2月10日(金曜日)に延期しました。
IKOMA Civic Tech Award 2016
主催:生駒市
共催:アーバンデータチャレンジ2016・奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
協力:国立国会図書館・NPO法人伊能社中
メディアスポンサー:CivicWave
企画・運営:CODE for IKOMA
添付ファイル
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。