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    その他の応急手当(ファーストエイド)

    • [更新日:2023年12月20日]

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    熱中症に対する応急手当

    涼しい環境に退避させる。

     風通しがよく、涼しい場所や冷房が効いている室内などに移動させる。

    衣服を脱がせ、体を冷やす。

     衣服を脱がせて皮膚を露出し、うちわや扇風機で風を当てます。また、氷のうや冷却パックなどが準備できれば、首や脇の下、太ももの付け根などに充てると冷却の助けになります。

    水分と塩分、糖分を補給する。

     傷病者は汗をかいて、脱水状態になっているので、十分に水分を取らせることが重要です。傷病者が水分をあまり望まなくても、摂取を進めます。また、汗により水分だけでなく、塩分も失っているので、少量の塩を加えた水か、塩分と糖分を含んだ経口補水液やスポーツドリンクを飲ませます。

    病院を受診する。

     意識がもうろうとして、自分で水が飲めない傷病者には、無理に飲ませてはいけません。水が誤って肺に入ってしまう危険があります。

    その場合は、身体を冷やしながら直ちに119番通報を行い、救急車を要請しましょう。病院で医療行為が必要な状態です。

    やけどに対する応急手当

    やけどを冷却している図です

    ・できるだけ早く、きれいな冷たい流水で15分以上、痛みがなくなるまで冷やします。
    ・衣服の上からやけどをした場合は、無理に脱がさず、衣服の上から冷やします。
    (注意) 水疱ができても絶対に破らないでください。
    (注意) 寒いときや、特に乳幼児では、長時間の冷却は体温を低下させショックを助長する等危険な状態になることがあるので注意を要します。また、広範囲にわたる場合には、冷えすぎないように注意してください。

    けいれんに対する応急手当

    ひきつけを起こした人を寝かせている図です

    けいれんへの対応で大切なことは、発作中の転倒などによるけがの予防と気道確保です。


    ・傷病者の周りに椅子やテーブルなどがある場合には、それでけがをしないように移動させます。

    ・階段など、転落によるけが防止のため、危険な場所から傷病者を遠ざけます。

    ・けいれん中に無理に押さえつけることはしません。骨折などを起こす危険があります。

    ・舌を噛むことを恐れ、口の中へ手や物を入れることは、空気のとおりを塞ぐことになるので行わないでください。

    ・けいれんが治まったら、呼吸の確認を行い、普段の呼吸がみられない場合には、心停止の可能性もあるので、心肺蘇生法を行ってください。

    骨折に対する応急手当

    腕を骨折したときの固定方法の図です
    足を骨折したときの固定方法の図です

    ・痛がっているところを、動かさないように注意し確認します。
    ・身近なもの(雑誌,ダンボール,板など)を副木として利用し固定します。
    ・固定するときは、できるだけ骨折したところの上下2箇所の関節も動かないようにします。

    ショックに対する応急手当

    ショック症状を起こした人を寝かしている図です

    ・水平に寝かせます。 
    ・両足を30cmくらい高くします。 (出血性ショックの場合)
    ・衣服をゆるめます。
    ・声をかけて元気づける。
     (注意) 皮膚が青白く冷たい、冷汗がでる、脈拍が弱く速い、呼吸が速く浅いなどの症状が見られます。

    アナフィラキシーに対する応急手当

    ・アナフィラキシーは、症状によっては命に関わることもあるので、反応・呼吸・顔色等に異常があれば直ちに119番通報してください。

    ・傷病者の求めに応じて、エピペン®を使用できるように補助します。

    ・学校現場などにおいて、児童や生徒がアナフィラキシーになり生命が危険な状態であれば、教職員や保育所の職員が本人に代わってエピペン®の注射を打つことが認められています。

    ・エピペン®の使用で症状が改善しても、必ず主治医の診察を受けましょう。

    お問い合わせ

    生駒市消防本部 警防課救急係 電話0743-73-0119(内線410)

    [公開日:2019年9月1日]

    ID:6806